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2022.09.06

瀬戸内国際芸術祭 来場者数は回復 9月29日開幕の秋会期へ期待感高まる【香川】

瀬戸内国際芸術祭の夏会期が9月4日閉幕しました。春会期と比べると来場者数は回復していて、秋の行楽シーズンに開催される秋会期への期待感が高まっています。

軽快な楽器の演奏と昔ながらの屋台で、夏祭りの楽し気な雰囲気が漂います。会場の一つ小豆島の福田地区では、4日夏会期最終日を盛り上げるイベントが行われました。目玉は、島で語り継がれるカワウソの妖怪、「かぼそ」をテーマにした影絵ショーです。

(影絵ショーの様子)

音楽と共に影が大きくなったり、小さくなったり。アーティストが操る躍動感いっぱいの光と影のアートに、来場者は心を躍らせました。

(来場者は…)
「めちゃめちゃ楽しい。子供も喜んだ」
「(舞台の)裏側が見られる席があるが、裏に回るとこんなのがあるのかと、おもしろかった」

8月5日から7つの島と2つの港で開かれた夏会期。感染防止対策を徹底する初めての措置が取られましたが、夏の観光シーズンということもあり、来場者数は中間発表でコロナ禍前の前回の8割ほどまで回復しました。

(香川県 池田豊人知事)
「様々な感染対策の徹底で、大きな混乱や事故もなく終えられた。世界から瀬戸内の島に注目が集まっている。秋会期も注目を高めるものであってほしい」

秋会期は、中西讃の4つの島が加わり、9月29日に開幕します。
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