浅口市の高校生が大手菓子メーカーと共同で開発したスイーツが３月、全国で発売されることになりました。

大きめのマカロンがたっぷりのピスタチオとカスタードのクリームをはさみ、上にはイチゴがのったケーキ。浅口市のおかやま山陽高校製菓科の生徒が、大手菓子メーカー・不二家と共同で開発したスイーツです。

２０２２年９月、横浜市で開催されたスイーツ甲子園に出場したおかやま山陽高校は、上位入賞の副賞として不二家とコラボスイーツを作る権利を獲得しました。

高校生たちは、デザインや食感などについて、不二家の担当者とオンラインで打合せを重ね、このほど、商品が完成しました。

（おかやま山陽高校製菓科３年　藤井帆南さん）
「すごく豪華になっていて、見ただけで笑顔になるようなケーキ。季節を感じられるようなケーキの見た目や、お客様においしい状態で届けられるように、ケーキの形などを工夫した」

（不二家販促企画課　中澤雪乃さん）
「高校生らしさのポップさもありつつ、お客様を笑顔にしたいという思いの詰まった商品だと思う」

このコラボスイーツは、３月４日から全国の不二家の洋菓子店で販売されることになっています。