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珍しい「空海の筆跡」がわかる資料も 名宝中の名宝を出品 生誕1250年記念し特別展【香川・高松市】

2023.04.21

珍しい「空海の筆跡」がわかる資料も 名宝中の名宝を出品 生誕1250年記念し特別展【香川・高松市】

真言宗の開祖、弘法大師・空海の生誕1250年を記念した特別展が、高松市の博物館で4月22日から始まるのを前に、21日、開会式が行われました。

開会式には、香川県の大山副知事など関係者約60人が出席し、テープカットして開会を祝いました。

真言宗の開祖で、香川県で生まれたとされる空海。特別展は、その空海の生誕1250年を記念して開かれるもので、国宝10点以上を含む約60点が展示されます。

空海が中国・唐を訪れた際、真言密教の経典を書き写した冊子では、空海の筆跡を知ることができます。国宝に指定されていて、一般に公開されるのは非常に珍しいということです。

また、重要文化財の稚児大師像は、幼き頃の空海の姿が描かれています。このほかにも、曼荼羅図や仏像など、空海誕生前後の仏教美術に触れることができます。

(香川県立ミュージアム 三宅賢子主任専門学芸員)
「通常ではなかなか外に出ない名宝中の名宝が出品・陳列されているのが、本当に例のないすばらしさ」

この特別展は、高松市の香川県立ミュージアムで4月22日から5月21日まで開かれます。
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