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2023.05.23

県内初誕生のコウノトリのヒナ 順調に成長中 巣立ちの時期まで「静かに見守りたい」【香川・まんのう町】

国の特別天然記念物コウノトリのヒナが、香川県まんのう町で誕生しました。コウノトリのヒナが生まれるのは県内では初めてで、町が一体となってその成長を見守っています。

(巣の近くに住む第一発見者 米田千鶴子さん)
「(Q.毎日、成長を見守っている?)そうですね、家族みんなで見守っています。やっとふ化して、町のみんなが喜んでいる」

香川県まんのう町の電柱の上で生まれたコウノトリのヒナ。まんのう町によりますと、親鳥が巣を作り始めたのは2023年3月下旬からで、5月14日頃にふ化し、ヒナに餌を与える行動が確認されるようになったと言います。

(河野有紀記者)
「今、ヒナの頭が少し見えました!」

コウノトリのヒナが誕生したのは県内で初めてで、順調に育てば7月下旬から8月にかけて巣立ちの時期を迎えるということです。第一発見者の米田さんはその日を心待ちにしながら、静かに見守りたいと話します。

(巣の近くに住む第一発見者 米田千鶴子さん)
「ヒナが元気に旅立つのが1番うれしい。(コウノトリは)また帰ってくるというので来年も再来年も続いくと良いなと思う」

「幸せを運ぶ鳥」といわれるコウノトリ。まんのう町は巣から一定の距離を保ってそっと成長を見守ってほしいと呼びかけています。