規格外となった食品を生活困窮者などに無償で提供するフードバンク活動を支援しようと、大手飲料メーカーなどが支援団体に寄付しました。

寄付金を贈呈したのは大手飲料メーカーのサントリーフーズと岡山県早島町に本社を置くスーパーのハローズでフードバンク活動を支援している団体に約２７万円分の目録が手渡されました。

寄付金は今年５月から約１ヵ月間ハローズの全店舗で販売された「サントリー天然水」の売上１本につき１円があてられています。

（ジャパンフードバンクリンク　有吉彰英理事長）
「このような取り組みがどんどん増えていくことで食品ロスがどんどん削減していくことになれば非常に喜ばしい」

（ハローズ　佐藤利行社長）
「（寄付金が）食品需要の方々あるいはそれに携わる人たちにもいけばと思う」

（サントリーフーズ中国・四国支社　富永孝司支社長）
「ガソリン代や光熱費等が上がっているのでそういったものの一助になれば」

寄付金は、岡山県や広島県などでフードバンク活動に取り組んでいる１１団体に配分され、活動資金にあてられるということです。