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2023.11.07

異例の暑さで植物の世界にも影響が…季節外れのアジサイも 高松市は6日連続夏日【香川】

香川県では11月に入ってからも高松市で6日連続の夏日となるなど、異例の暑さが続いています。こうした中、植物の世界にも暑さの影響が現れています。

(河原大記者)
「11月に入っても異例の暑さが続いている香川県。こうした暑さの影響か、こちらの住宅で季節外れの花をつけたのは、アジサイです」

花が咲いたのは、香川県まんのう町の主婦、大西千晃さんが育てているセイヨウアジサイです。梅雨の時季に1度花を咲かせましたが、10月中旬につぼみが付き、11月1日に再び開花しました。

(大西千晃さん)
「とりあえず驚いた。サプライズでありがとうという感じ」

大西さんが育てているのは「アナベル」という品種で、専門家によりますと、アナベルがこの時季に花を咲かせるのは珍しく、暑さが開花に影響しているということです。

(大西千晃さん)
「一番好きなアジサイの品種なのですごく幸せで、愛らしくて大事にしようという気持ちになった」

一方、高松市のクリニックで咲き誇っているのは、カンザクラです。この時季に咲くこと自体は珍しくないということですが、クリニックによりますと、これだけ1度にたくさんの花が咲いたのは、初めてだということです。

香川県内の7日の最高気温は、高松市で21度、多度津町で20.9度などと、すべての観測地点で10月下旬並みとなりましたが、異例の暑さは、私たちの生活だけでなく、植物の世界にも影響を与えているようです。