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2024.03.29

高松道で最大5割引き「通勤パス」の社会実験開始 4月から毎月先着500人 対象IC登録区間で【香川】

高速道路の料金を最大50%割引する社会実験が、4月から高松自動車道で始まります。通勤時間帯の混雑を分散するのが目的です。どんな割引が適用されるのでしょうか?

(中村香月記者)
「高松自動車道のICです。来月(4月)からは指定された区間の間であれば、最大半額で通行できる「通勤パス」の社会実験が香川県でも行われます」

新たに販売される「通勤パス」は、対象区間の料金が最大50%割引されるもので、1日3回まで、24時間いつでも使えます。

全国の高速道路では、平日朝夕の通勤時間帯に割引が行われていますが、今回、全国6道県で行われるこの社会実験は、混雑の分散や多様化する勤務形態に対応するのが目的です。

(ネクスコ西日本四国支社料金課 辻和宏課長)
「通勤パスの利用によって、高速道路の利用への転換を期待している。朝夕の混雑の時間帯の交通分散に関しても寄与できると考えている」

10回分の通行料金を払うことで20回利用できる仕組みで、毎月、先着500人の利用者が募集されます。

対象となるICは、高松自動車道の高松檀紙IC、高松中央IC、高松西IC、坂出IC、善通寺IC、白鳥大内ICの6カ所。ETC搭載の乗用車と軽乗用車が対象で、利用者は、事前に2つのICを選んで登録することで、その間の通行であれば割引を受けることができます。

(ネクスコ西日本四国支社料金課 辻和宏課長)
「様々な人に使ってもらえるように設定している。交通の転換がどの程度図られるかを社会実験の中で見極めて、今後の料金制度の検討に利用していきたい」

詳細はネクスコ西日本の公式ウェブサイトに掲載されていて、社会実験は、2025年3月末まで行われます。