2024.11.13
「くじけずに頑張って」白備前で作った30年目の干支「巳」の置物にこめた備前焼作家の願い【岡山】
2024年も残り1ヵ月半となりました。備前市で11月13日、乳白色に焼き上げる白備前で作った2025年の干支、ヘビの置物の窯出しが行われました。
窯から取り出したのは、2025年の干支、ヘビの置物です。備前焼作家の木村玉舟さん(71)は毎年、白備前で干支の置物を作っていて、24年で30年目を迎えます。
(備前焼作家 木村玉舟さん)
「期待通りですね。良い感じ」
10月21日から8日間焼き上げ、2023年は700束だった薪を2024年は750束に増やして焼いたことで、灰が焼き物に掛かる時間が長くなり、満足のいく仕上がりとなったといいます。
(備前焼作家 木村玉舟さん)
「乳白色がより一層出たなあ。小さいヘビのうろこなども出ているんですよ。良い焼き具合になったと喜んでいます」
財産を意味する米俵をヘビが守っている様子。ヘビと米俵の間に、赤磐市の熊山の土を使い、重ねることが難しい白備前と黒備前を組み合わせました。
一方、春を待っているヘビが冬眠から覚める瞬間をイメージしたものも。木村さんは、東京の上野動物園でアオダイショウを観察し、スケッチするなどして作品作りにつなげました。
実は、ヘビ年生まれの木村さん。作品にどんな願いを込めたのでしょうか。
(備前焼作家 木村玉舟さん)
「悪いことがあったとしても“ロングラン”で。良いことがいつか来るので、くじけずに頑張ってもらいたい」
作品は11月27日から12月2日まで倉敷市の天満屋倉敷店で展示されます。
窯から取り出したのは、2025年の干支、ヘビの置物です。備前焼作家の木村玉舟さん(71)は毎年、白備前で干支の置物を作っていて、24年で30年目を迎えます。
(備前焼作家 木村玉舟さん)
「期待通りですね。良い感じ」
10月21日から8日間焼き上げ、2023年は700束だった薪を2024年は750束に増やして焼いたことで、灰が焼き物に掛かる時間が長くなり、満足のいく仕上がりとなったといいます。
(備前焼作家 木村玉舟さん)
「乳白色がより一層出たなあ。小さいヘビのうろこなども出ているんですよ。良い焼き具合になったと喜んでいます」
財産を意味する米俵をヘビが守っている様子。ヘビと米俵の間に、赤磐市の熊山の土を使い、重ねることが難しい白備前と黒備前を組み合わせました。
一方、春を待っているヘビが冬眠から覚める瞬間をイメージしたものも。木村さんは、東京の上野動物園でアオダイショウを観察し、スケッチするなどして作品作りにつなげました。
実は、ヘビ年生まれの木村さん。作品にどんな願いを込めたのでしょうか。
(備前焼作家 木村玉舟さん)
「悪いことがあったとしても“ロングラン”で。良いことがいつか来るので、くじけずに頑張ってもらいたい」
作品は11月27日から12月2日まで倉敷市の天満屋倉敷店で展示されます。