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2025.01.16

17日に阪神・淡路大震災から30年…鎮魂の灯りともす竹灯籠 倉敷市真備町から神戸に発送【岡山】

2025年1月17日で30年の節目を迎える阪神・淡路大震災です。神戸市で開かれる追悼集会に西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の特産の竹で作った灯籠がおくられました。

大小さまざまな形をした竹灯籠にメッセージや絵がかかれています。2018年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた倉敷市真備町。地元のボランティア団体が被災者同士でつながろうと、毎年、竹灯籠をおくっていて、16日朝、倉敷市で出発式を行いました。

その数は、震災のあった1月17日に合わせ117本。応援メッセージなどは、近くの保育園児や住民らによってかかれました。

(真備復興規希望プロジェクト 平野将代表)
「30年経ったとは言え心の傷が癒えていない人がいるだろうし当時の体の傷を抱えていると思う。復興のゴールはそれぞれ違うと思うが全国全世界から神戸に心が向いている。思いが届くとの思いで竹灯籠を準備した」

6434人の犠牲者を出しながらも前を向き復興を進めてきた阪神・淡路大震災の被災地。同じように復興に向けて歩んできた真備町との間には絆が結ばれています。17日の追悼集会では、それを象徴する明かりが竹灯籠にともされます。