
2025.01.21
岡山~広島「井原鉄道」が10月に1999年の開業以来初の値上げへ 企画乗車券は価格据え置き【岡山】
総社市と広島県福山市を結ぶ第3セクターの井原鉄道は、利用客の減少などを理由に平均で18%の運賃値上げを中国運輸局に申請しました。値上げは2025年10月に行われる予定で、消費税引き上げ以外の値上げは1999年の開業以来初めてです。
定期以外の普通運賃は平均で20.2%、定期券の運賃は通勤定期が20%、通学定期が10%をそれぞれ値上げするとしています。全体では18%の値上げとなっています。
普通運賃は最も距離の短い3キロまでの区間で、清音駅(総社市)~川辺宿(倉敷市真備町)が210円から250円に、最も距離の長い総社駅~神辺駅(広島)が1120円から1340円にそれぞれ値上げする計画です。
井原鉄道では「開業から25年間維持してきた現状の運賃水準では、社会的要請に応えるサービスの持続的提供には限界があり、最大限の経営努力の継続を前提に、運賃改定を行うことになった」としています。
沿線では少子高齢化の加速などで利用客数の減少傾向が続いていて、2023年度に97万人いた輸送人員は、2028年度には82万6000人にまで減ると予想しています。申請が認可されると値上げは2025年10月1日に行われる予定です。
同社では土日祝日限定の全線乗り放題切符「スーパーホリデーパス」と、「岡山ローカル3線おでかけ切符」の企画乗車券は発売価格を据え置きます。
定期以外の普通運賃は平均で20.2%、定期券の運賃は通勤定期が20%、通学定期が10%をそれぞれ値上げするとしています。全体では18%の値上げとなっています。
普通運賃は最も距離の短い3キロまでの区間で、清音駅(総社市)~川辺宿(倉敷市真備町)が210円から250円に、最も距離の長い総社駅~神辺駅(広島)が1120円から1340円にそれぞれ値上げする計画です。
井原鉄道では「開業から25年間維持してきた現状の運賃水準では、社会的要請に応えるサービスの持続的提供には限界があり、最大限の経営努力の継続を前提に、運賃改定を行うことになった」としています。
沿線では少子高齢化の加速などで利用客数の減少傾向が続いていて、2023年度に97万人いた輸送人員は、2028年度には82万6000人にまで減ると予想しています。申請が認可されると値上げは2025年10月1日に行われる予定です。
同社では土日祝日限定の全線乗り放題切符「スーパーホリデーパス」と、「岡山ローカル3線おでかけ切符」の企画乗車券は発売価格を据え置きます。