2025.01.24
値引きシールに“涙”?自転車店で買うと何に貢献?「ちょっとした工夫で食品ロス削減」【エコナビ 岡山】
瀬戸内のエコな話題をお伝えするエコナビです。今回のテーマは「ちょっとした工夫で食品ロス削減』。
おにぎりが涙をためて「たすけてください」と言っているのが印象的なシール。大手コンビニエンスストアのファミリーマートが2024年10月から11月にかけて首都圏の一部店舗で行った実証実験です。消費期限が迫った商品に値引きシールを貼るもので、実験の結果、値下げ商品の購入率が5ポイント上昇。全国の店舗に拡大した場合、食品ロスを年間で約3000トン削減する効果が見込まれるということです。
これまでは値引き額など文字だけだったものにイラストを追加したもので、購入者からは、「涙目で思わず助けたくなるイラストだったので手に取った」などの声もあったということです。ファミリーマートは2025年3月から順次、この新しいシールを全国で展開する予定です。
・・・ちょっとした工夫で食品ロス削減につながったんですね。こういう取り組みってここ数年様々なところで広がっていますよね。
(森下花音アナウンサー)
「実際、日本の食品ロスは減ってきているんです。国の推計によりますと2000年度の食品ロスは約980万トンでしたが、2022年度の食品ロスは約470万トン。国が設定した『2030年度までに半減させる』目標を既に達成しています」
・・・しかし、470万トンは国民1人当たりに換算すると毎日、お茶碗1杯分捨てているということですから、まだまだ多いなと感じますね。
「そうですね。食品ロス削減のための「ちょっとした工夫」が必要とされています。岡山市でもこんな取り組みが行われています」
岡山市北区の商業施設、北長瀬ブランチにある自転車店です。
(森下花音アナウンサー)
「自転車にヘルメット、いろいろ並んでいますが…奥にはなぜか食品が置いてありますよ」
この自転車店では、賞味期限切れや賞味期限が近い食品で、食品ロスを扱う店から仕入れて販売しています。値段は、一般的なスーパーでの販売価格の半額程度に設定していて、客は購入することでおトクに食品ロス削減に貢献できるようになっています。
(森下花音アナウンサー)
「自転車を目当てに来られた客は驚くのでは?」
(サイクルCity フードロス事業部 藤原英記さん)
「客はビックリするし、「なぜ食品が?」と言う人もいるが、「素晴らしい取り組みだ」という人もいる。こういった商業施設はいろんな人が来るのでいろいろ揃えているが、特に子供向けに菓子・グミ・チョコレートを多数用意している。自転車はエコな乗り物。そういった部分で食品ロスも結び付きがあるのではないか」
おにぎりが涙をためて「たすけてください」と言っているのが印象的なシール。大手コンビニエンスストアのファミリーマートが2024年10月から11月にかけて首都圏の一部店舗で行った実証実験です。消費期限が迫った商品に値引きシールを貼るもので、実験の結果、値下げ商品の購入率が5ポイント上昇。全国の店舗に拡大した場合、食品ロスを年間で約3000トン削減する効果が見込まれるということです。
これまでは値引き額など文字だけだったものにイラストを追加したもので、購入者からは、「涙目で思わず助けたくなるイラストだったので手に取った」などの声もあったということです。ファミリーマートは2025年3月から順次、この新しいシールを全国で展開する予定です。
・・・ちょっとした工夫で食品ロス削減につながったんですね。こういう取り組みってここ数年様々なところで広がっていますよね。
(森下花音アナウンサー)
「実際、日本の食品ロスは減ってきているんです。国の推計によりますと2000年度の食品ロスは約980万トンでしたが、2022年度の食品ロスは約470万トン。国が設定した『2030年度までに半減させる』目標を既に達成しています」
・・・しかし、470万トンは国民1人当たりに換算すると毎日、お茶碗1杯分捨てているということですから、まだまだ多いなと感じますね。
「そうですね。食品ロス削減のための「ちょっとした工夫」が必要とされています。岡山市でもこんな取り組みが行われています」
岡山市北区の商業施設、北長瀬ブランチにある自転車店です。
(森下花音アナウンサー)
「自転車にヘルメット、いろいろ並んでいますが…奥にはなぜか食品が置いてありますよ」
この自転車店では、賞味期限切れや賞味期限が近い食品で、食品ロスを扱う店から仕入れて販売しています。値段は、一般的なスーパーでの販売価格の半額程度に設定していて、客は購入することでおトクに食品ロス削減に貢献できるようになっています。
(森下花音アナウンサー)
「自転車を目当てに来られた客は驚くのでは?」
(サイクルCity フードロス事業部 藤原英記さん)
「客はビックリするし、「なぜ食品が?」と言う人もいるが、「素晴らしい取り組みだ」という人もいる。こういった商業施設はいろんな人が来るのでいろいろ揃えているが、特に子供向けに菓子・グミ・チョコレートを多数用意している。自転車はエコな乗り物。そういった部分で食品ロスも結び付きがあるのではないか」