モータースポーツで国内最高峰のカテゴリー、スーパーフォーミュラで２年目のシーズンを迎えるレーシングドライバーＪｕｊｕ（野田樹潤）選手が２月３日、瀬戸内市のスポンサー企業を訪れ、社員との交流会に参加しました。

「ハッピーバースデー、ディア　Ｊｕｊｕさん」
「何歳に？」
「１９歳です」

２日に１９歳となったＪｕｊｕこと野田樹潤選手、以前、美作市を拠点に活動していました。３日は瀬戸内市の電子部品メーカー岡山村田製作所を訪れ、女性従業員との交流会に臨みました。

（Ｊｕｊｕ選手）
「「女性はモータースポーツの世界では活躍できないよ」というステレオタイプの意識を持った人が外部にも内部にもよくいる」

ドライバーや技術スタッフなど男性中心のモータースポーツ界。Ｊｕｊｕ選手は女性ドライバーならではの苦労話を披露し、今後、女性ドライバーが増えていく社会になればと話しました。

（交流会に参加した人は…）
「ものづくりをしている会社なので非常に男性の割合が高い。女性も現場で働きやすい環境を作っていきたい」

この後、以前、ヨーロッパのレースで使用していた車が公開されると普段、電子部品を製造する従業員らは興味深そうに車体を眺めていました。

（社員は…）
「思ったよりも大きい。Ｊｕｊｕ選手は小さいので、小さい（車体）と思っていたが迫力がある」

２０２４年、スーパーフォーミュラに史上最年少、そして、日本人女性として初めて参戦したＪｕｊｕ選手。２年目の挑戦について抱負を語りました。

（Ｊｕｊｕ選手）
「１年目以上の結果を求めている。チームの仲間、スポンサー、ファンと一緒に喜びを分かち合えるようなシリーズにしたい」

スーパーフォーミュラは３月７日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕します。