2025.02.17
浄水場でのPFAS検出問題 住民の血液検査の結果は?説明会開催【岡山・吉備中央町】
岡山県吉備中央町は2月16日、住民の血液中に含まれる有機フッ素化合物PFASの濃度について、公費で行った検査の結果を住民側に説明しました。
説明会は2024年、検査を受けた住民709人を対象に一部非公開で開かれ、結果を分析する岡山大学大学院の頼藤貴志教授が報告を行いました。
町内にある円城浄水場から国の暫定目標値を超えて有害性が指摘されるPFASが検出されたこの問題。町は2024年11月から全国で初めて公費による検査を行い、多くの住民から海外のガイドラインで健康リスクが高まるとされるレベルのPFASが検出されました。
説明会では、PFASの一種PFOAの値について、浄水場がある地区に住む人が高くなり、次いで通勤などで浄水場の水を飲む人で高く出たことなどが報告されました。
(参加した人)
「私自身の不安はさほどないが子供たちの濃度が高いということが何を聞いても不安は全然消えない」
「(外来で)医師の話を聞いたら良かったとなるようなフォローアップ体制を町に充実させてもらいたい」
PFASの健康被害について国は明確な基準を定めておらず、頼藤教授は今回の結果と健康被害が関連するか今後も調査を続けるとしてます。
説明会は2024年、検査を受けた住民709人を対象に一部非公開で開かれ、結果を分析する岡山大学大学院の頼藤貴志教授が報告を行いました。
町内にある円城浄水場から国の暫定目標値を超えて有害性が指摘されるPFASが検出されたこの問題。町は2024年11月から全国で初めて公費による検査を行い、多くの住民から海外のガイドラインで健康リスクが高まるとされるレベルのPFASが検出されました。
説明会では、PFASの一種PFOAの値について、浄水場がある地区に住む人が高くなり、次いで通勤などで浄水場の水を飲む人で高く出たことなどが報告されました。
(参加した人)
「私自身の不安はさほどないが子供たちの濃度が高いということが何を聞いても不安は全然消えない」
「(外来で)医師の話を聞いたら良かったとなるようなフォローアップ体制を町に充実させてもらいたい」
PFASの健康被害について国は明確な基準を定めておらず、頼藤教授は今回の結果と健康被害が関連するか今後も調査を続けるとしてます。