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2025.02.19

きょう(2月19日)は何の日?”バスガイドの卵”たちが研修発表会 下津井電鉄(1982年)【岡山】

OHKのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返ります。今回は1982年(昭和57年)2月19日に撮影された映像です。

岡山市の下津井電鉄が、前年に入社したバスガイドの研修発表会を開きました。同社にはこの年、約10人のバスガイドが入社し、大半が高校を卒業した18~19歳でした。

当時は高校卒業後に会社の寮に入り、午前9時から午後5時30分まで、研修が行われていたそうです。

▽当時の研修内容の一部
・発声練習約30分 50音、早口言葉など

・ご当地ソングなど歌の練習

・3分間スピーチ
(毎日の話題をテレビや新聞から拾い、3分間にまとめて発表。話題の選び方や起承転結、時間内にまとめる技術を学んでいました。)

・ガイドテキストの暗記(1日5ページ)

・地図を見て観光ルートの予習復習

・観光地に行き車窓から見える案内ポイントや観光地の誘導ルートなど学習
(最初は岡山後楽園・倉敷から始め、1年目で中四国、関西を回れるように勉強します。その時の内容をノートに記入し、実際の車内案内に使用する路線帳を作ります。1年でノートは50冊くらいになったそうです。)

・月に1回 民謡と茶道の講義 
                    など

研修発表会では、会社関係者のほか県の内外から集まった父母、出身校の恩師など約70人を前に、成長した姿を披露していました。

※音声は残っていません