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2025.03.14

全国選抜も優勝だ!空手道 倉敷高校/原田楓凛選手・小松歩乃果選手・由元佐頼選手【キラキラアスリート】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、2025年1月19日まで岡山市北区で行われた中国高等学校空手道選抜大会の個人組手種目の各階級で優勝した、倉敷高校の原田楓凛(かりん)選手、小松歩乃果選手(以上、2年)、由元佐頼(よしもとよしのり)選手(1年)の3人です。

3月24日から和歌山県で行われる「全国高等学校空手道選抜大会」への出場をかけ、中国5県から50校が参加したこの大会。倉敷高校は1月18日に男女とも団体組手(5人制)で全国選抜大会出場を決め、翌19日の個人組手種目は男女各級で準決勝進出を決めた選手が、1つの出場枠をかけて熱戦を繰り広げました。

「自分が絶対優勝して全国選抜大会に行く」と大会に臨んだ原田選手は、女子個人組-53kg級決勝で広島国際学院高校2年の大田結愛選手と対戦しました。相手の攻撃の隙を狙う「待ち組手」で苦手なタイプの選手だったそうですが、「焦らずに点を重ねていけてよかった」と戦いを振り返りました。

続いては女子個人組手-59kg級の小松選手。「1秒1秒を大事にする」と決め臨んだ決勝は、残り1秒で上段突きを見せ、個人種目で全国切符を獲得。「ちゃんと1秒で最後の1点が取れた」と笑顔を見せていました。原田選手、小松選手は団体でも全国選抜大会に出場する予定です。

最後は男子個人組手+76kg級で1年生ながら見事優勝を果たした由元選手。優勝の決め手は「試合中盤で放った中段蹴りがきれいに決まったのがいい」と話していました。次の目標は「個人でも団体でも頑張って優勝を狙う」と、健闘を誓っています。

倉敷高校は、全国選抜大会の個人種目では3選手の他、男子個人形で辻旺伽選手(2年)が出場。団体・個人でそれぞれ日本一を目指します。

2025年8月には地元・倉敷市でインターハイ・空手道競技が行われます。インターハイでも「日本一」目指す由元選手は「1つ1つ練習を積んで、先生の指示を聞いて頑張っていきたい」と抱負を語っています。