
2025.03.20
新市発足から20年 赤磐市政の課題…23日投票の市長選挙で現職と新人の2候補が舌戦【岡山】
任期満了に伴って3月23日に投票が行われる赤磐市長選挙を前に市の課題を考えます。4つのまちが合併した市の誕生から20年。人口減少が進む中、持続可能なまちづくりが喫緊の課題となっています。
旧山陽町、赤坂町、熊山町、吉井町の4つの町が合併して2005年に誕生した赤磐市。20年たった現在、市の人口は4万2400人と約3200人減少。夜間の人口に対する昼間の人口の割合は87.6%と、県内27市町村の中で、最も低くなっています。
市内で経済を循環させ持続可能なまちをめざす赤磐市が、2019年に策定した都市計画マスタープランに盛り込んだのが新拠点構想です。山陽自動車道・山陽ICの北西約1キロにある河本・岩田地区に会員制の大型ディスカウントストア「コストコ」を誘致し、バスターミナルや道の駅などを整備する計画です。
コストコは、「立地に前向き」とされていますが、確約には至っていません。また、誘致が実現しても集客力が非常に高く、多くの働き手を必要とするため、交通渋滞の深刻化や周辺事業所の人材不足を懸念する声も少なくありません。
赤磐市長選には届け出順に2人が立候補し、新人と現職の一騎打ちとなっています。
<前田正之候補(60)無・新>
「多くの方々から今の赤磐市長の進め方は良くない。もっともっと多くの市民の意向を聞いてほしい、聞いていない。市民と一つになって私はしっかりと赤磐市政を運営していきたい。」
<友實武則候補(67)無・現>
「この赤磐市の新たな土地利用、著名な企業の誘致、これを一生懸命やってきた。これを弾みに赤磐市を全国区に。そして、赤磐に移り住もう、赤磐で幸せになろう、こういう街づくりを目指していく。」
新拠点構想をどう具体化していくのかー。赤磐市長選挙の投票は3月23日です。
旧山陽町、赤坂町、熊山町、吉井町の4つの町が合併して2005年に誕生した赤磐市。20年たった現在、市の人口は4万2400人と約3200人減少。夜間の人口に対する昼間の人口の割合は87.6%と、県内27市町村の中で、最も低くなっています。
市内で経済を循環させ持続可能なまちをめざす赤磐市が、2019年に策定した都市計画マスタープランに盛り込んだのが新拠点構想です。山陽自動車道・山陽ICの北西約1キロにある河本・岩田地区に会員制の大型ディスカウントストア「コストコ」を誘致し、バスターミナルや道の駅などを整備する計画です。
コストコは、「立地に前向き」とされていますが、確約には至っていません。また、誘致が実現しても集客力が非常に高く、多くの働き手を必要とするため、交通渋滞の深刻化や周辺事業所の人材不足を懸念する声も少なくありません。
赤磐市長選には届け出順に2人が立候補し、新人と現職の一騎打ちとなっています。
<前田正之候補(60)無・新>
「多くの方々から今の赤磐市長の進め方は良くない。もっともっと多くの市民の意向を聞いてほしい、聞いていない。市民と一つになって私はしっかりと赤磐市政を運営していきたい。」
<友實武則候補(67)無・現>
「この赤磐市の新たな土地利用、著名な企業の誘致、これを一生懸命やってきた。これを弾みに赤磐市を全国区に。そして、赤磐に移り住もう、赤磐で幸せになろう、こういう街づくりを目指していく。」
新拠点構想をどう具体化していくのかー。赤磐市長選挙の投票は3月23日です。