ＪＲ岡山駅前の映画館、岡山メルパが、１月３１日夜、閉館しました。最後の上映には、多くの映画ファンが訪れ別れを惜しみました。

１９８８年に開館した岡山メルパは、岡山駅前のシンボルとして親しまれてきましたが、再開発事業に伴い３３年余りの歴史に幕を下ろすことになりました。

３１日夜の最後の上映は、別れを惜しむファンで２８０席がほぼ満席となりました。

（客は…）
「こんなに人が入っていてビックリしました。惜しいですね、残念です。子どもの頃から通っていたので。」

複数のスクリーンを持つ映画館の先駆けとして人気を集めた岡山メルパ。今後は、北区中山下の福武ジョリービルにある映画館、ジョリー東宝を岡山メルパに改称して１つのスクリーンだけで営業を続けます。

最後は、午後１０時にシャッターが下りる様子を多くのファンが見守り、拍手を送っていました。