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2022.07.21

「空飛ぶクルマ」四国初のテスト飛行 25年の万博で実用化目指す【岡山・香川】

倉敷市の一般社団法人が、2025年の大阪・関西万博での実用化を目指す「空飛ぶクルマ」のテスト飛行が、四国では初めて7月21日坂出市で行われました。

全長5メートル余りの機体の内部には、2人分の座席が設けられています。

坂出市の工場の敷地で行われたのは、「空飛ぶクルマ」のテスト飛行。約80キロの米俵を乗せ、5分間、周辺を旋回しました。

機体は、倉敷市の一般社団法人、MASCが、開発した中国の企業から2020年約3000万円で購入したもので、これまで瀬戸内海沿岸の各地でテスト飛行を重ねてきました。

MASCは、四国初のテスト飛行を坂出市で行うことで、地元企業と関係を深め、物流ビジネスの創出などにも繋げたいとしています。

(一般社団法人MASC 桐野宏司理事長)
「瀬戸内海でいろんな事業展開をしていこうと。「空飛ぶタクシー」とかですね。これから四国もそうだが、島々に空飛ぶクルマを飛ばして実証実験をやっていきたい」

MASCは、2025年の大阪・関西万博での機体の実用化を目標に、人の輸送が可能になるような法整備を国に期待したいとしています。