2022.08.25
1000人の子供の目を治したい…「ヒカリをカナタに届ける日」が記念日に【岡山】
8月25日は、日本記念日協会が認定する「ヒカリをカナタに届ける日」です。認定のきっかけとなったのは、岡山市の全盲の男性が進めてきた目の不自由な子供たちの支援活動。ヒカリを届ける取り組みです。
(バイエルちゃん8歳 キルギス)
「黒板や太陽、遠いところがよく見えなかった目が、手術後はよく見えるようになりました。私も将来困った人々を助けたいです」 (アリハンちゃん2歳の祖母 キルギス)
「孫のご支援ありがとうございます。心から感謝を申し上げます。日本の皆さんのお陰です」
手術を受けて目が見えるようになった子供たち。岡山市の認定NPO法人、「ヒカリカナタ基金」が治療の費用を支援しました。 (ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長)
「皆さんの賛成が得られやすい願い、見えない目を治そう、見えるようにしてあげたい。この目標が皆さんに理解してもらえている」
NPO理事長の竹内昌彦さんです。岡山盲学校の元教頭で、幼い頃、病気で視力を失いました。
教員時代から続けてきた「命の大切さ」などをテーマにした講演は2000回以上。 その謝礼金をため、2011年にはモンゴルに、その4年後にはキルギスに盲学校を設立しました。 その過程で、入学希望者の中に、手術をすれば目が見えるようになる子供たちがいることを知り、72歳の時、1000人の子供たちの目を治すことを目標に、基金を立ち上げました。
(ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長・過去)
「私の目が治らないと言われて65年、目が治るという言葉は衝撃だった。治療して治る目なら治してあげたい」 手術費用は、1人あたり日本円で3万円ほど。 竹内さんの貯金や活動に賛同する会員の寄付金で、これまでに5つの国の486人の子どもに光を届けることが出来ました。
この活動を多くの人に知ってもらおうと、日本記念日協会に基金の設立日の8月25日を記念日として申請し、2022年、協会から正式に認められました。 (竹内昌彦理事長)
「名前は、ヒカリをカナタに届ける日」
コロナ禍も活動を続けるヒカリカナタ基金に、この夏、うれしい贈り物がありました。 (ヒカリカナタ基金 谷口真吾副理事長)
「竹内先生の今までの活動に心から感銘を受けて、自分が大切にコレクションしてきた本人にとっては宝物。役立ててほしいということなので…」 人間国宝の備前焼や高価な絵画など、約70点。大阪に住む94歳の眼科医が寄付してくれました。竹内さんは、オークションを開き、落札された金額を、子供たちの手術費用にあてることにしました。
8月28日に開く活動報告会の中で、記念日やオークションの開催をPRする予定です。
(ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長)
「この基金だけは、子供たちのために知ってほしい。目のことなら日本人に聞けと。目のことで困ったら、ヒカリカナタ基金に相談しろと、世界中の常識になることが大きい目標」
「黒板や太陽、遠いところがよく見えなかった目が、手術後はよく見えるようになりました。私も将来困った人々を助けたいです」 (アリハンちゃん2歳の祖母 キルギス)
「孫のご支援ありがとうございます。心から感謝を申し上げます。日本の皆さんのお陰です」
手術を受けて目が見えるようになった子供たち。岡山市の認定NPO法人、「ヒカリカナタ基金」が治療の費用を支援しました。 (ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長)
「皆さんの賛成が得られやすい願い、見えない目を治そう、見えるようにしてあげたい。この目標が皆さんに理解してもらえている」
NPO理事長の竹内昌彦さんです。岡山盲学校の元教頭で、幼い頃、病気で視力を失いました。
教員時代から続けてきた「命の大切さ」などをテーマにした講演は2000回以上。 その謝礼金をため、2011年にはモンゴルに、その4年後にはキルギスに盲学校を設立しました。 その過程で、入学希望者の中に、手術をすれば目が見えるようになる子供たちがいることを知り、72歳の時、1000人の子供たちの目を治すことを目標に、基金を立ち上げました。
(ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長・過去)
「私の目が治らないと言われて65年、目が治るという言葉は衝撃だった。治療して治る目なら治してあげたい」 手術費用は、1人あたり日本円で3万円ほど。 竹内さんの貯金や活動に賛同する会員の寄付金で、これまでに5つの国の486人の子どもに光を届けることが出来ました。
この活動を多くの人に知ってもらおうと、日本記念日協会に基金の設立日の8月25日を記念日として申請し、2022年、協会から正式に認められました。 (竹内昌彦理事長)
「名前は、ヒカリをカナタに届ける日」
コロナ禍も活動を続けるヒカリカナタ基金に、この夏、うれしい贈り物がありました。 (ヒカリカナタ基金 谷口真吾副理事長)
「竹内先生の今までの活動に心から感銘を受けて、自分が大切にコレクションしてきた本人にとっては宝物。役立ててほしいということなので…」 人間国宝の備前焼や高価な絵画など、約70点。大阪に住む94歳の眼科医が寄付してくれました。竹内さんは、オークションを開き、落札された金額を、子供たちの手術費用にあてることにしました。
8月28日に開く活動報告会の中で、記念日やオークションの開催をPRする予定です。
(ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長)
「この基金だけは、子供たちのために知ってほしい。目のことなら日本人に聞けと。目のことで困ったら、ヒカリカナタ基金に相談しろと、世界中の常識になることが大きい目標」