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2024.08.16

【備えのツボ】“命の水” 備蓄にはゆとりを 1人当たり1日3リットル【岡山・香川】

(2022年8月30日配信)
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボは。防災週間にあわせ、ライフラインの停止から備蓄を考えます。水道が断水した場合です。

(防災士 小林宏典記者)
「1人当たり必要な水は1日3リットルで、最低3日分といわれていますから9リットルです。この量、多いと思いますか?少ないと思いますか?」
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■「命の水 備蓄のヒント」
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4年前の西日本豪雨では、浸水被害によって岡山県内で約3万1100戸が断水し、すべて復旧するまでに3週間かかりました。その間、飲料水や生活用水は、自力で確保するしかありませんでした。
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■「備蓄にはゆとりを」

支援物資の配布は、人命救助を最優先する72時間を過ぎてから本格化するため、備蓄はそれまでの3日を自分で賄うのが基本です。

特に水は、調理や生活用水だけでなく、夏場の水分補給や手洗い・うがいなど、感染対策での利用も考慮する必要があります。

さらに、南海トラフ巨大地震では、支援物資の遅れが懸念されるため、国は1週間分の備蓄を呼びかけていて、備えにはある程度のゆとりが必要です。

そこで役立つのが災害時に開設される臨時の給水所です。

岡山市など、ホームページで開設場所を公表している自治体もあり、あらかじめ場所を知っておけば、備えの幅も広がります。

そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。備蓄する水は1人1日3リットルを目安に、家族構成や用途を踏まえ準備しましょう。
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その際、臨時給水所の活用を含め、ゆとりを持った備えを心がけましょう。