OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2022.08.31

【備えのツボ】停電への備えで欠かせないのは…頼りのスマホ 盲点も【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボ。防災週間にあわせライフライン停止から備蓄を考えています。きょうは、電力ロスへの備えです。

(防災士 小林宏典記者)
「停電への備えで欠かせないのは、明かりを確保する懐中電灯や情報収集に必要なラジオですが、災害経験者が最も重要だというものご存知ですか」
つぼ   1
■「頼りのスマホ 盲点も」
つぼ   2
西日本豪雨で被災した倉敷市真備町で、信号機が動き出したのは、被災から5日後。岡山県では一時、7350戸が停電となり、すべて解消するまでは1週間かかりました。
つぼ   3
■「防げ!充電切れ」
つぼ   4
西日本豪雨では在宅避難した人が多く、安否確認や情報収集のツールとして、スマートフォンが重宝しました。
つぼ   5
一般社団法人のダイバーシティ研究所が、西日本豪雨などの自然災害経験者100人に発災3日間で絶対用意すべきと感じたものを聞いたところ、最も多かったのがモバイルバッテリーで84%、水や電池、ランタンを大きく上回りました。
つぼ   6
南海トラフ巨大地震では、停電の長期化も懸念されていて、スマートフォンの充電が切れれば、情報からの孤立を招くことにつながります。
つぼ     7
自分の使用状況や、家族の使用台数に応じて、必要な容量のモバイルバッテリーを用意しておけば安心です。
つぼ     8
そして、普段からまめな充電もお忘れなく。そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。安否確認や情報収集に頼りになるスマホですが、充電切れは情報からの孤立につながります。
つぼ     9
必要な容量に応じたモバイルバッテリーを、備蓄のラインナップに加えましょう。