2022.09.01
【備えのツボ】ガス代替 備蓄の盲点~普段使いで見極め~【岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボ。今週は防災週間にあわせライフライン停止から備蓄を考えています。きょうはガス停止への備えです。
(防災士 小林宏典記者)
「停止したガスの代わりに備えたいのが、カセットコンロとガスボンベですが、いったいどれくらい用意すればいいか、ご存知ですか」
■ガス代替 備蓄の盲点
2011年の東日本大震災では、電気、水道など多くのライフラインが長期間にわたって停止しました。仙台市では、都市ガスが全面復旧するまでに36日かかりました。
■普段使いで見極め
ガスが復旧するまでは、熱源をカセットコンロに頼ることになり、ガスボンベの備蓄が暮らしの支えとなります。 ガスボンベ1本の使用時間は通常、約1時間が目安とされ、農林水産省は1人1週間で6本の備蓄を呼びかけています。
しかし、夏と冬では気温や使用頻度が違い、必要になる本数にも差が出ますから、普段使いしながらその感覚を確かめておきましょう。 特に南海トラフ巨大地震では、炊き出しなどの支援が遅れる恐れがあります。熱源のニーズが高まる冬場の被災を想定し、備蓄にもゆとりを持たせましょう。 そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。ガスボンベの備蓄は、1人1週間で6本が目安です。普段使いしながら、使用頻度や使用条件を確かめ、ゆとりを持った備蓄を心がけましょう。
9月1日は防災の日。改めてご自身の備えを確認しておくと安心です。
「停止したガスの代わりに備えたいのが、カセットコンロとガスボンベですが、いったいどれくらい用意すればいいか、ご存知ですか」
■ガス代替 備蓄の盲点
2011年の東日本大震災では、電気、水道など多くのライフラインが長期間にわたって停止しました。仙台市では、都市ガスが全面復旧するまでに36日かかりました。
■普段使いで見極め
ガスが復旧するまでは、熱源をカセットコンロに頼ることになり、ガスボンベの備蓄が暮らしの支えとなります。 ガスボンベ1本の使用時間は通常、約1時間が目安とされ、農林水産省は1人1週間で6本の備蓄を呼びかけています。
しかし、夏と冬では気温や使用頻度が違い、必要になる本数にも差が出ますから、普段使いしながらその感覚を確かめておきましょう。 特に南海トラフ巨大地震では、炊き出しなどの支援が遅れる恐れがあります。熱源のニーズが高まる冬場の被災を想定し、備蓄にもゆとりを持たせましょう。 そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。ガスボンベの備蓄は、1人1週間で6本が目安です。普段使いしながら、使用頻度や使用条件を確かめ、ゆとりを持った備蓄を心がけましょう。
9月1日は防災の日。改めてご自身の備えを確認しておくと安心です。