2022.09.09
食品ロスで“再犯防止” スーパーの廃棄食品⇒更生保護施設に 岡山から広がる一石二鳥の取り組み【岡山】
食品ロスの解消と刑務所からの出所者の自立支援を目指します。スーパーの廃棄食品を更生保護施設に届ける取り組みが、岡山から広がっています。活動の様子を取材しました。
(更生保護施設等支援協議会 藤本晴男専務理事)
「刑務所から出所した人の自立は大変厳しい。食を通じて支援をする。対象者の再犯を防止するという目的」
更生保護施設に食品を届ける活動を行っているのは、岡山市のボラティア団体、「更生保護施設等支援協議会」です。更生保護施設は、帰る場所が無い刑務所からの出所者らを一定期間受け入れ、宿泊や食事を提供し、就労支援を行っています。
(更生保護法人・美作自修会 坂手康祐施設長)
「非常に厳しい状態で運営しているので、食品を寄付してもらえるのは非常に助かる」
刑務所などを出所した人が生活費に困り、再び罪を犯す悪循環を断ち切るとともに、企業にとっては、食品ロス削減にもつながる一石二鳥の取り組みです。
(天満屋ハピーズ小田中店 草加拓弥店長)
「廃棄コストや環境負荷の削減につながる。役立てるために寄付をする。従業員が誇りを持つことにもつながる」
施設と企業をつなげるこの活動は4年前から始まり、兵庫や広島など県外でも行われています。現在は更生保護施設のほかに一部の児童養護施設などにも広がっていて、今後の展開に注目です。
(更生保護施設等支援協議会 藤本晴男専務理事)
「刑務所から出所した人の自立は大変厳しい。食を通じて支援をする。対象者の再犯を防止するという目的」
更生保護施設に食品を届ける活動を行っているのは、岡山市のボラティア団体、「更生保護施設等支援協議会」です。更生保護施設は、帰る場所が無い刑務所からの出所者らを一定期間受け入れ、宿泊や食事を提供し、就労支援を行っています。
(更生保護法人・美作自修会 坂手康祐施設長)
「非常に厳しい状態で運営しているので、食品を寄付してもらえるのは非常に助かる」
刑務所などを出所した人が生活費に困り、再び罪を犯す悪循環を断ち切るとともに、企業にとっては、食品ロス削減にもつながる一石二鳥の取り組みです。
(天満屋ハピーズ小田中店 草加拓弥店長)
「廃棄コストや環境負荷の削減につながる。役立てるために寄付をする。従業員が誇りを持つことにもつながる」
施設と企業をつなげるこの活動は4年前から始まり、兵庫や広島など県外でも行われています。現在は更生保護施設のほかに一部の児童養護施設などにも広がっていて、今後の展開に注目です。