OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
【備えのツボ】台風14号“危険な台風”と表現された背景にあるのは…【岡山・香川】

2022.09.22

【備えのツボ】台風14号“危険な台風”と表現された背景にあるのは…【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボ。危険な台風のツボを抑えましょう。

(防災士 小林宏典記者)
「今週、岡山・香川に最接近した台風14号、危険な台風と表現された背景にあるのは一体何なのか、それが今回のテーマです」

■「危険な台風に備えよ」

台風14号は鹿児島県に上陸した後、列島を横断。岡山、香川も暴風域に入りました。気象庁は、過去に無いくらい危険な台風だと強い危機感を示して、最大級の警戒を呼びかけました。

■「備えも最大級に」
つぼ  2
台風の勢力は中心気圧が低いほど強くなり、大雨や暴風、高潮のリスクも高くなります。
つぼ  3
こちらは上陸した時、気圧の低かった台風のランキングです。統計史上最も低かったのが1961年の第二室戸台風で925ヘクトパスカル、台風14号は935ヘクトパスカルと過去4番目でした。
つぼ  4
上陸後は勢力を落としましたが、最強クラスの勢力だったからこそ、気象庁は、強い表現で警戒を促した訳です。

こうした台風の強大化は、今後も懸念されています。地球温暖化が進み、海面温度が上昇すれば、台風のエネルギーとなる水蒸気の量も増え、台風が発達する恐れも高まるからです。

そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。最強クラスの台風は、今後も発生が懸念されます。
つぼ  5
過去の経験にとらわれず、備えも最大級にレベルアップしましょう。