交通安全対策グッズで、『映える』写真が撮れます。岡山市の警察署に、夜光反射材で装飾された撮影パネルがきょう設置されました。

２１日から始まった秋の全国交通安全運動に合わせ、岡山南警察署に２２日設置されたのは、夜光反射材をふんだんに使用した撮影パネルです。

夜光反射材は、暗い場所でも、光があたると反射して光るもので、岡山南署では夜間の交通事故防止に役立ててもらおうと、普及活動に力を入れています。

県警によりますと、２０２２年１月から８月に県内で発生した交通事故のうち、自転車に乗った人や歩行者の死者は２４人で、そのうち１５人が夜間に犠牲となっています。

今回、南署の署員が手作りしたパネルは、縦・横ともに１８０センチで、夜光反射材を約１５０個散りばめました。

日中でも、フラッシュを使用して撮影すると、ご覧のように、天使の羽が『映える』仕上がりに！

（岡山南警察署交通第一課　武田直隆課長）
「若い人がまずターゲット。ファッションの一部として考えてもらうと夜間出歩く時も必ず夜光反射材をつけてもらえる。ぜひ実践してほしい。」

パネルは岡山南警察署の１階ロビーに９月末まで設置されていて、今後イベントなどでも活用したいとしています。