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【備えのツボ】高松…64% 岡山…44% 何の確率? 数字で見る地震リスク【岡山・香川】

2022.10.20

【備えのツボ】高松…64% 岡山…44% 何の確率? 数字で見る地震リスク【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボ。6年前の地震をもとに地震のリスクについて考えます。

(防災士 小林宏典記者)
「ここ高松市で64%、岡山市では44%。これは何の確率が分かりますか」
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■「数字で見る地震リスク」

6年前の2016年10月21日、鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、鳥取県で最大震度6弱、岡山県北部で震度5強を観測しました。

鳥取県の中部や西部を震源とする地震は、過去にも大きな被害をもたらし、今後も発生リスクが懸念されています。

■「備えは今すぐに」
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地震の震源は、南海トラフ地震の様な海底だけでなく、鳥取県中部の地震の様に内陸の断層の場合もあり、政府の地震調査委員会は、そうした地震発生の確率を公表しています。
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今後30年以内に震度6弱以上の揺れに襲われる確率は、岡山市は44%、高松市は64%です。
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震度6弱を観測した鳥取県中部の地震では、28人が重軽傷を負い、約8900棟の住宅が被害を受けました。

高い確率で、同じクラスか、それ以上の地震が起きる可能性があります。

そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。地震の備えに待ったなし、自宅の耐震化、家具の固定はできていますか。身の回りの備えを改めて確認しましょう。
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