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2022.11.24

【備えのツボ】”3密状態”の避難所 集団感染を防ぐには…? コロナ禍の災害に備える【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。86回目の今回はコロナ禍の避難所での過ごし方を押さえましょう。

(防災士 新田俊介)
「マスクに消毒液、そして体温計。コロナ禍の生活で無くてはならないものとなりましたが、皆さん、持ち出し用は用意していますか?」

■感染リスク高い避難所
つぼ  1
4年前の西日本豪雨の際の避難所の映像です。
つぼ  2
避難所は密集、密接、密閉の、「3密状態」となりやすく、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念される中、集団感染のリスクもあります。
つぼ  3みつ
■基本の徹底
つぼ  4
岡山県は避難所での感染防止対策として、主に3つのポイントを挙げています。

1つ目はマスク、体温計、消毒液、スリッパの持参。スリッパは床に付着しているウイルスからの感染を防ぐためです。
つぼ  5
2つ目は、せきエチケットや手洗いの徹底。特に冬場はノロウイルスの感染も広がりやすいため、重要です。
つぼ  6
そして3つ目は3密の回避。家族単位でスペースを仕切ったり、背を向けて座ったりすると効果があります。
つぼ  7
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。大切なのは避難所での生活を具体的にイメージすること。どうすれば感染リスクを減らせるのか、家族で話し合いながら、必要なものをそろえておきましょう。
つぼ  8
OHKの防災サイトに非常持ち出し品のチェックリストがありますので、是非お役立てください。