2023.01.19
地震火災は「時間差での出火」に注意 日常から火災を防ぐ備えを【備えのツボ 岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」は95回目です。阪神淡路大震災の教訓、今回は地震火災を防ぐ備えです。
(小林宏典防災士)
「地震火災が起きたら初期消火が大切ですが、出火そのものを防ぐことはさらに大切です」 阪神淡路大震災では285件もの火災が発生しました。 出火原因が明らかな火災の6割が電気関係で、停電が復旧した時に起きる時間差での出火が延焼を広げました。 地震に伴う電気関係の火災を防ぐには、「日常」と「避難する時」の2つのタイミングで備えることが大切です。 まず日常では、電気器具の周りに可燃物を置かない、家具を固定し可燃物の落下を防ぐ。出火しない環境作りがまずは重要です。 その上で避難する時は、電気プラグを抜く、ブレーカーを落とす、これは停電復旧時に起きる時間差出火の防止につながります。 また国は、地震の揺れを感知すると自動でブレーカーを落とす「感震ブレーカー」の普及をすすめています。あなたのご家庭は対応していますか?
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。 地震火災への備えは出火しない環境作りが重要です。そして避難する時はブレーカーを落とす、阪神淡路大震災の教訓を次の地震の備えにいかしましょう。
「地震火災が起きたら初期消火が大切ですが、出火そのものを防ぐことはさらに大切です」 阪神淡路大震災では285件もの火災が発生しました。 出火原因が明らかな火災の6割が電気関係で、停電が復旧した時に起きる時間差での出火が延焼を広げました。 地震に伴う電気関係の火災を防ぐには、「日常」と「避難する時」の2つのタイミングで備えることが大切です。 まず日常では、電気器具の周りに可燃物を置かない、家具を固定し可燃物の落下を防ぐ。出火しない環境作りがまずは重要です。 その上で避難する時は、電気プラグを抜く、ブレーカーを落とす、これは停電復旧時に起きる時間差出火の防止につながります。 また国は、地震の揺れを感知すると自動でブレーカーを落とす「感震ブレーカー」の普及をすすめています。あなたのご家庭は対応していますか?
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。 地震火災への備えは出火しない環境作りが重要です。そして避難する時はブレーカーを落とす、阪神淡路大震災の教訓を次の地震の備えにいかしましょう。