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新登場「ウェブ版ハザードマップ」で非常時に”適切な避難行動”を!【備えのツボ 岡山・香川】

2023.02.16

新登場「ウェブ版ハザードマップ」で非常時に”適切な避難行動”を!【備えのツボ 岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボ。99回目の今回は、新たに運用が始まる防災ツールを紹介します。

(防災士 新田俊介)
「東日本大震災をはるかに上回る死者を出したトルコ南部の地震。災害大国と呼ばれる日本で暮らす私達にとっても人ごとではありません」
ツボ1
地震、津波、台風、豪雪、火山の噴火。様々な種類の災害が発生する日本で、身の回りのリスクを知ることができるのが、自治体などが発行するハザードマップです。
ツボ2
リスクがある場所に色が付けられ、どんな被害を受けるのかの目安が分かります。
ツボ3
このハザードマップの利便性を高めようと岡山市が2月21日から運用を始めるのが、「ウェブ版ハザードマップ」です。

例えば洪水と土砂災害について、スマートフォンやタブレット端末の位置情報を使って、現在地のリスクが一目で分かります。
ツボ4
周辺にある避難所までのルートや混雑状況なども示されます。また、外国人向けに英語、韓国語、中国語でも表示されます。

そこで、押さえてほしい備えのツボはこちら。
ツボ5
※従来の紙のハザードマップ→玄関や冷蔵庫など目につくところに貼って、リスクや避難先の意識付けに

※ウェブ版ハザードマップ→いざという時に適切な避難行動を取るためのツールとして

…それぞれ活用すると良さそうです。

3月11日で東日本大震災から12年を迎えます。備えのツボでは、この機会に近い将来、発生が懸念されている南海トラフ巨大地震について取り上げることにしています。

OHKWEBとOHKアプリで南海トラフ巨大地震の認知度や関心についてのアンケートを行っています。結果から見えてきたポイントは、「備えのツボ」で紹介します。