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2023.02.27

知られざる「鉄道貨物」の裏側 岡山貨物ターミナル駅に潜入 作業の様子を特別公開【岡山】

2024年4月からトラックドライバーの時間外労働が規制され、輸送量の減少など物流への影響が懸念されています。その解決策の1つとして有力視されるのが、貨物鉄道。岡山市にあるターミナル駅で、作業の様子が報道陣に公開されました。

(新田俊介記者)
「多くの荷物を載せた列車が新潟からの長旅を終えて到着しました」

岡山ドームのそば、岡山市北区野田にあるJR貨物のターミナル駅。約18万平方メートルの広さがあり、1日、約40本の列車が荷物の積み下ろしをしています。

物流業界では24年4月から、トラックドライバーの時間外労働の上限が年間960時間に規制されるほか、トラックから二酸化炭素などの排出が少ない輸送手段に切り替える、「モーダルシフト」も課題となっています。

1つの編成で10トントラック65台分の荷物が運べる貨物列車はその有力手段で、JR貨物は輸送量の増加に期待を寄せています。

(JR貨物岡山支店 中筋英彰支店長)
「中長距離の優位性はあるし 大量の輸送もできる。トラック事業者と協調して 事業を進め、物流業界全体がウィンウィンに なるようにしていければ」


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「エコに大量輸送 今注目される鉄道貨物 色々な機関車も登場! 岡山貨物ターミナル駅に潜入 鉄道輸送の舞台裏」