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2023.04.27

体を夏仕様に 日常生活で汗をかいて暑さに適応する「暑熱順化」を【備えのツボ 岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す、「備えのツボ」です。夏を控えた時季にすべき熱中症対策を紹介します。

(防災士 新田俊介)
「日中は20度を超え、汗ばむ陽気の日も増えてきました。この時期必要なのが、暑さに体を慣らす事です」
つぼ1
■今から始める熱中症対策
つぼ2
4月、岡山市では最高気温が25度以上の夏日を複数記録するなど、初夏を思わせる暑さの日が出てきました。
つぼ3
この時期は、まだ体が暑さに慣れておらず、熱中症の発生リスクが高い時季。大切なのが、暑さや熱に順化、つまり適応する「暑熱順化」です。
つぼ4
■体を夏仕様に

暑熱順化のためには、日常生活の中で汗をかいて、体を暑さに慣れさせることが必要です。日本気象協会が勧めている例で見ていきます。
つぼ5
その1つがウォーキング。帰宅する時にひと駅分歩く、できるだけ階段を使うなど、意識して少し汗をかくような動きをしましょう。1回30分、週5日程度が目安です。
つぼ6
そして入浴も有効です。十分な水分と適度な塩分を補給し、2日に1回程度湯船につかって汗をかくと、体が暑さに慣れていきます。
つぼ7
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。

夏を控えた今こそ、熱中症に注意が必要な時期。日常生活の中で対策することで、体を守りましょう。