2023.06.15
警戒!危険なコンビ「梅雨前線と台風」 災害級のリスクに高まる恐れも【備えのツボ 岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボ。梅雨時季に大雨となる危険なパターンについてお伝えします。
(防災士 小林宏典)
「梅雨のうっとおしい雨が“災害級の大雨”に変わる。それをもたらす危険な組み合わせがあることをご存じですか?」 6月2日、梅雨前線の活動が活発化。 岡山、香川では降り始めからの雨量が100ミリを超えた所もあり、災害のリスクが高まりました。 大雨になった背景には“梅雨前線と台風”という危険な組み合わせがありました。 梅雨前線と台風、この2つの組み合わせは、西日本豪雨をはじめ多くの災害をもたらしてきました。危険な理由は、台風から梅雨前線に暖かく湿った空気が次々と供給され、雨雲の発達を促すからです。
これが局地的に集中すると線状降水帯が発生し、災害級の大雨となるリスクが高くなります。 西日本豪雨でも、停滞する前線に台風7号から暖かく湿った空気が供給され続け、線状降水帯が発生。甚大な被害をもたらしました。さらに、台風が近づく前から大雨になるのも注意が必要な点です。
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。 梅雨前線と台風の組み合わせは災害級のリスクが高まります。この組み合わせとなったら、台風が近づく前から警戒のスイッチをオンにしましょう。
(防災士 小林宏典)
「梅雨のうっとおしい雨が“災害級の大雨”に変わる。それをもたらす危険な組み合わせがあることをご存じですか?」 6月2日、梅雨前線の活動が活発化。 岡山、香川では降り始めからの雨量が100ミリを超えた所もあり、災害のリスクが高まりました。 大雨になった背景には“梅雨前線と台風”という危険な組み合わせがありました。 梅雨前線と台風、この2つの組み合わせは、西日本豪雨をはじめ多くの災害をもたらしてきました。危険な理由は、台風から梅雨前線に暖かく湿った空気が次々と供給され、雨雲の発達を促すからです。
これが局地的に集中すると線状降水帯が発生し、災害級の大雨となるリスクが高くなります。 西日本豪雨でも、停滞する前線に台風7号から暖かく湿った空気が供給され続け、線状降水帯が発生。甚大な被害をもたらしました。さらに、台風が近づく前から大雨になるのも注意が必要な点です。
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。 梅雨前線と台風の組み合わせは災害級のリスクが高まります。この組み合わせとなったら、台風が近づく前から警戒のスイッチをオンにしましょう。