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”35年以上の活動の集大成”福武財団が直島に2025年春に新美術館 同年には瀬戸芸開催【香川】

2023.09.05

”35年以上の活動の集大成”福武財団が直島に2025年春に新美術館 同年には瀬戸芸開催【香川】

香川県直島町で美術館などを運営する公益財団法人の福武財団は、町内の本村地区近くに2025年春に新しい美術館を開館すると発表しました。

発表によりますと新しい美術館は安藤忠雄さんが設計を手がける地上1階、地下2階の建物で、日本を含むアジア地域のアーティストの代表作などを展示する予定です。また、企画展示やワークショップなども行い、島の内外の人々が交流する拠点としても活用する計画です。

直島にはコロナ禍前の2019年には国の内外から75万人以上の観光客が訪れていて、新しい美術館はアートの島の魅力向上にもつながりそうです。福武財団によりますと安藤忠雄さん設計のアート施設は島内10カ所目です。

新しい美術館について 福武財団の福武總一郎名誉理事長のコメント
「私にとって新美術館は、35年以上にわたるこれまでの活動の集大成と言えます。新美術館では、基本、アジアのアートを中心として開始する予定です。ベネッセアートサイト直島全体として考えれば、新たな美術館ができることによって、作品は欧米と日本を含むアジア地域にわたることになります。新美術館も幸せなコミュニティづくりに貢献することで、少しでも明るい未来の象徴になることを願います。」

※写真は新しい美術館の外観イメージ 福武財団 提供