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自然災害の伝承碑は岡山・香川に54ヵ所…防災意識高めるきっかけに【備えのツボ 岡山・香川】

2023.09.28

自然災害の伝承碑は岡山・香川に54ヵ所…防災意識高めるきっかけに【備えのツボ 岡山・香川】

毎週木曜日は備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。今回紹介するのは自然災害の伝承碑。その役割を考えます。
つぼ1
(防災士 新田俊介)
「岡山県内で145人の死者を出した79年前の室戸台風の伝承碑です。甚大な被害を今に伝え続けています」
つぼ2 たいとる
■タイトル「教訓を未来へ」

9月10日に開かれた1943年の鳥取地震の「追悼の集い」。これに合わせて完成したのが、約1200人の犠牲者を悼む慰霊碑です。地震から80年、遺族らの強い思いで建てられました。

(慰霊碑建立を目指す会 渡辺耕次事務局長)
「将来世代にも警鐘を鳴らすということでそういうシンボルができたと思っています」
つぼ3 理解し
■スーパー「理解し感じる」
つぼ4 伝承碑いち
災害伝承碑はインターネット上でその場所や内容を調べることができます。こちらは国土交通省の「重ねるハザードマップ」。
つぼ5 伝承碑アップ
岡山の36ヵ所、香川の18ヵ所を含む全国1995の災害伝承碑が公開されています。
つぼ6 まび
例えば倉敷市真備町でマークをクリックすると、西日本豪雨の碑の写真と、70人を超える犠牲者が出たことなど、記された内容を知ることができます。

もし皆さんの家の近くにあることが分かったら実際に行ってみてください。
つぼ7 地形
その場所の地形を知ったり周りにどんなリスクがあるかイメージできると思います。特に水害は同じ場所で繰り返す傾向があります。

今回押さえてほしい備えのツボはこちら。
つぼ8 しめ
災害に備える上で、過去からの学びは不可欠です。身の回りで過去にどんな災害があったか一度、確認してみましょう。