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10月に2回発表があった「津波注意報」注意点は?【備えのツボ 岡山・香川】

2024.08.20

10月に2回発表があった「津波注意報」注意点は?【備えのツボ 岡山・香川】

(2023年10月19日配信)

備えの基本を押さえて防災力アップをめざす備えのツボです。今回は10月に入り2回発表があった津波注意報について注意点をお伝えします。

(防災士 小林宏典記者)
「10月5日と9日、国内に発表された津波注意報。予想される津波の高さやその時の行動についてきちんと理解できていますか」

■侮るな!津波注意報

気象庁は10月9日午前、関東から九州までの太平洋側の広い地域に津波注意報を出しました。東京の八丈島で60センチ、高知の土佐清水市でも40センチの津波が観測されました。今回は揺れを感じなくても津波注意報が出され短時間で津波が到達したケースでした。

■リスク確認し避難

まずは津波注意報で予想される津波の高さとリスクについて確認しましょう。予想される津波の高さは20センチ以上、1メートル以下です。海の中では人は速い流れに巻き込まれ小型の船は転覆する恐れがあります。

もし津波注意報が出たらすぐに海から上がって海岸から離れる必要があります。津波は局所的に流れが不規則になるほか押し寄せる時の流れも速くなり注意報といえども甘く見てはいけません。

そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。
津波注意報が出たら即、避難しましょう。そのために最新の気象情報や通知が入手できるようスマホのアプリなどで準備しておきましょう。
1019ツボ しめ