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「忘れない3.11」東日本大震災を知らない世代に教訓をどう継承するか【備えのツボ 岡山・香川】

2024.03.14

「忘れない3.11」東日本大震災を知らない世代に教訓をどう継承するか【備えのツボ 岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボ。2024年3月11日は発生から13年を迎えた東日本大震災についてお伝えします。

(サイレン)
3月11日午後2時46分、東日本大震災の発生から13年を迎えました。防災への意識を変えるきっかけとなったあの日の出来事、覚えていますか。

■「忘れない3.11」

最大震度は7、地震の発生直後に東北地方の太平洋沿岸を大津波が襲いました。亡くなった人は1万5900人。今もなお2520人の行方がわかっていません。

また、原発事故が発生した福島県では今も県の面積の約2.2%が帰宅困難区域となっています。

■「教訓語り継ぐ」

13年たったいまも復興は道半ばですが、当時のことを知らない世代も増え、教訓をどう継承するのか課題となっています。

43人が犠牲になった宮城・南三陸町の防災対策庁舎。解体か保存かで揺れた建物は3月、保存することで決着し、今後、震災の遺構として教訓を伝えます。

その後も日本の各地で大きな地震の発生が続いているほか、南海トラフ地震の発生も懸念されています。

あの日の教訓はいま重みを増しています。

そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。
東日本大震災から13年、その記憶を風化させず教訓をどう未来へ語り継ぐのか、私たちの意識が問われています。