備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボ。２０２４年３月２１日は春に押さえてほしい備えについてお伝えします。

能登半島地震で震度７を観測した石川県志賀町の小学校で卒業式。被災地は巣立ちの春を迎えました。

新生活が始まる春、やってほしいことがあります。

■「春は備えとともに」

２０２４年は予期せぬ地震で幕が開けました。３月２１日も栃木と埼玉で震度５弱の地震を観測するなどどこに住んでいても安全という保障はありません。

■「新生活の強い味方」 この春、新生活がスタートするならハザードマップがその強い味方になります。ハザードマップはその地域で想定される自然災害について危険な場所や避難場所、避難経路を地図上に示したものです。 確認に便利なのが、国土交通省が運営するハザードマップポータルサイトです。知りたい場所を検索でき、洪水や土砂災害、津波、高潮などの災害ごとに色でリスクを示してくれます。 西日本豪雨では倉敷市真備町の浸水範囲がハザードマップの浸水想定区域とほぼ一致。ハザードマップを見ていない人も多く、課題となりました。 そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。
新生活が始まる春は備えとともに。特にハザードマップは備えの基本です。確認しておけば、新生活の強い味方になるはずです。