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2024.06.05

いじめ放置など不祥事相次ぐ ”性暴力などは原則懲戒免職” 香川県教委が臨時教育長・校長会【香川】

香川県内の教諭らの不祥事が相次いでいることを受けて、県教育委員会は6月5日、全ての市と町の教育長と小中学校の校長など約230人が集まる臨時会を開きました。

(香川県教育委員会 淀谷圭三郎教育長)
「不祥事を他人事ではなく自分事として真摯に受け止め、公私を問わず改めて自らの行動を振り返り、責任ある行動を取るよう指導徹底をお願いします」

厳しい表情で綱紀粛正を呼びかけたのは香川県教育委員会の淀谷圭三郎教育長。県内では高松市の公立中学校の男性教諭がいじめ行為を知りながら放置したなどとして4日付で懲戒免職となるなど、2024年度はすでに3人の教員が懲戒処分を受ける異常事態となっています。

臨時会はこうした現状を受けて開かれたもので、淀谷教育長は児童・生徒とSNSで私的なやり取りをしないことや、刑事罰にならない場合でも性暴力などをした教員は原則、懲戒免職になることを特に注意するよう呼びかけました。

(香川県教育委員会 淀谷圭三郎教育長)
「二度とこのようなことが無いように、しっかりと対応するとともに、不祥事根絶に向けて具体的な取り組みを進めていきたい。申し訳ございませんでした」