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市民ランナーも母も現地で声援…天満屋・立迫志穂 ロス五輪見据えた初のフルマラソンは「悔しい」【岡山】

2024.08.26

市民ランナーも母も現地で声援…天満屋・立迫志穂 ロス五輪見据えた初のフルマラソンは「悔しい」【岡山】

8月25日に札幌市で行われた国内唯一の夏のフルマラソン北海道マラソン。天満屋所属で、4年後のロサンゼルスオリンピックを見据える期待の若手・立迫志穂が初のフルマラソンに挑戦しました。

天満屋入社3年目の立迫志穂は鹿児島出身の20歳。7月、5000メートルと1万メートルで自己ベストを更新していて今回が初のフルマラソンです。

2時間半切りでの優勝を狙う立迫は、ケニアのカムル・パウリンとともにレースを引っ張ります。

25キロ地点まで、5キロ17分30秒前後と目標の2時間半を切るペースを保ってきた立迫。しかし30キロ地点の手前で差が開き始めます。

(天満屋 立迫志穂選手)
「25キロを過ぎた辺りから余裕がなくなってきて、足がいきなり止まってしまって、頑張っても動かせないという感じだった」

カムルに引き離されたものの、立迫は、2時間33分47秒の2着でフィニッシュ。日本人トップの走りでしたが、レース後は悔しさをにじませました。

(天満屋 立迫志穂選手)
「最後にペースダウンしてしまって、悔しいマラソンだった」

現地には鹿児島から駆け付けた母・奈津子さん(52)の姿も。

(立迫奈津子さん)
「小さい頃からマラソン選手になりたいと言っていたので、夢を二十歳で実現してデビューしたので、親としてはわが子ながら思い続ける力がすごいなと感動している」

様々な声援は、レース中の力になったと言います。

(天満屋 立迫志穂選手)
「市民ランナーも「天満屋頑張れ」と声をかけてくれてすごく力になった。今回の走りで悔しい部分が大きかった。(今回の経験を)無駄にしないよう練習を頑張っていきたい」