2025.01.21
高速道路で停止中の車両に後続車が…事故防止のポイントは「ハイビーム」の使い方【シンソウ 岡山・香川】
独自取材でニュースを深堀りするシンソウです。1月8日、高松市の高速道路で路肩に止まっていた車に後続の車が次々と衝突した事故。事故を防ぐために何が必要だったか、ポイントを取材しました。
大破した軽乗用車、後部座席は跡形もなくつぶれていて衝突の激しさを物語っています。
事故があったのは1月8日未明、高松市の高松自動車道で軽乗用車にトラック4台が次々と衝突。軽乗用車の23歳の男性が死亡し、香川県内で2025年初めての死亡事故となりました。警察によりますと軽乗用車は燃料不足で路肩に止まっていて、最初に衝突したトラックの運転手は直前まで車に気付かなかったと話しています。
現場は見通しの良い直線道路ですが。
(長尾龍希アナウンサー)
「事故があった現場近くです。今は車通りが多く周りが見えやすいですが、周りに外灯がないため、車が少なくなると一気に見え辛くなりそうです」
香川県内で発生した高速道路の死亡事故は過去10年で15件。路肩に止まっている車に追突するケースも多いと言います。警察は後続の車がハイビームを使っていれば事故が防げた可能性もあったと分析しています。
(JAF岡山支部 建部拓さん)
「市街地などでは外灯が明るいのでロービームで走ることが多いと思うがハイビームを周りが暗くなった時など積極的に使ってハイビームとロービームをこまめに切り替えてもらうことが重要」
JAFが行った道路上に障害物を置いてハイビームの効果を検証する実験映像では、ハイビームでは障害物から101メートルの距離で余裕を持って停止することができましたが、一方、ロービームでの停止位置は障害物から9メートルとその差は10倍以上です。
最近の車にはオートハイビーム機能もありますが万能ではなく、運転手が手動で適度に切り替えることが事故防止に効果的だということです。
(JAF岡山支部 建部拓さん)
「反射板や標識など、こちらが意図しない物に反応して(ライトが)切り替わらないということもあるので、オートハイビームが付いているから安心ではなくてドライバーの意思でこまめに切り替えてもらうことが必要」
事故を未然に防ぐためにハイビームを上手く活用し、集中して運転することが重要です。
大破した軽乗用車、後部座席は跡形もなくつぶれていて衝突の激しさを物語っています。
事故があったのは1月8日未明、高松市の高松自動車道で軽乗用車にトラック4台が次々と衝突。軽乗用車の23歳の男性が死亡し、香川県内で2025年初めての死亡事故となりました。警察によりますと軽乗用車は燃料不足で路肩に止まっていて、最初に衝突したトラックの運転手は直前まで車に気付かなかったと話しています。
現場は見通しの良い直線道路ですが。
(長尾龍希アナウンサー)
「事故があった現場近くです。今は車通りが多く周りが見えやすいですが、周りに外灯がないため、車が少なくなると一気に見え辛くなりそうです」
香川県内で発生した高速道路の死亡事故は過去10年で15件。路肩に止まっている車に追突するケースも多いと言います。警察は後続の車がハイビームを使っていれば事故が防げた可能性もあったと分析しています。
(JAF岡山支部 建部拓さん)
「市街地などでは外灯が明るいのでロービームで走ることが多いと思うがハイビームを周りが暗くなった時など積極的に使ってハイビームとロービームをこまめに切り替えてもらうことが重要」
JAFが行った道路上に障害物を置いてハイビームの効果を検証する実験映像では、ハイビームでは障害物から101メートルの距離で余裕を持って停止することができましたが、一方、ロービームでの停止位置は障害物から9メートルとその差は10倍以上です。
最近の車にはオートハイビーム機能もありますが万能ではなく、運転手が手動で適度に切り替えることが事故防止に効果的だということです。
(JAF岡山支部 建部拓さん)
「反射板や標識など、こちらが意図しない物に反応して(ライトが)切り替わらないということもあるので、オートハイビームが付いているから安心ではなくてドライバーの意思でこまめに切り替えてもらうことが必要」
事故を未然に防ぐためにハイビームを上手く活用し、集中して運転することが重要です。