2025.03.25
全国の新入生約100万人の学生服出荷へ 倉敷市児島の学生服メーカー出荷最盛期【岡山】
春は卒業式が終われば、新たな出会いをもたらす入学式が控えています。そんな春を彩るのが学生服。全国一の生産を誇り「学生服の聖地」と呼ばれる倉敷市で、長尾龍希アナウンサーが最新のトレンドを探りました。
(長尾龍希 アナウンサー)
「4月から多くの新入生が新しく袖を通す学生服。その生産作業が現在急ピッチで進められています。」
倉敷市児島地区に本社を置く「明石スクールユニフォームカンパニー」です。繊維のまちとして歴史を持ち、学生服の製造で全国約7割のシェアを誇る児島地区。創業160年のこの企業は全国約5000校の様々な制服をつくっていて、今は生産のピークを迎えています。
(明石スクールユニフォームカンパニー 大倉智子さん)
「近年はLGBTQの視点を踏まえ詰襟やセーラー服などから性差の少ないブレザーに変更する学校が増えている」
従来、ブレザーと詰襟のシェアは半々でしたが、ここ5年間でブレザーが急増しました。ジェンダーへの意識が高まる中、ブレザーを選ぶ学校は8割ほどになったということです。
一方、学校ごとにデザインが異なるブレザーはコストがかかります。保護者の負担を減らそうと、生地を重ねて裁断し効率的に加工するなど極力、価格に転嫁しなよう知恵を絞っています。そしてこんなチャレンジも始めました。
(明石スクールユニフォームカンパニー 大倉智子さん)
「こちらが自社でメンテナンスしたリユース制服。とれたボタンを修繕したりネームタグを付け替えている。またスカートはプリーツを一本一本丁寧にアイロンがけして新品と同様の物を提供している。」
使い終わった制服を直営店で買取り、丁寧に修繕した上で通常の7割から5割ほど価格で再び販売します。物価の高騰が続く中、学生服購入の負担を減らそうというもので、2025年の秋から本格的に販売する予定です。
(明石スクールユニフォームカンパニー 大倉智子さん)
「子供たちが毎日着たいと思えるような制服を作り続けることを大切にしこれからも品質と快適さを追求しながらよりよいモノづくりに取り組んでいきたい」
時代が変わっても制服づくりの音が響く児島地区の春。この企業ではこの春、約100万人分を出荷する予定です。
(長尾龍希 アナウンサー)
「4月から多くの新入生が新しく袖を通す学生服。その生産作業が現在急ピッチで進められています。」
倉敷市児島地区に本社を置く「明石スクールユニフォームカンパニー」です。繊維のまちとして歴史を持ち、学生服の製造で全国約7割のシェアを誇る児島地区。創業160年のこの企業は全国約5000校の様々な制服をつくっていて、今は生産のピークを迎えています。
(明石スクールユニフォームカンパニー 大倉智子さん)
「近年はLGBTQの視点を踏まえ詰襟やセーラー服などから性差の少ないブレザーに変更する学校が増えている」
従来、ブレザーと詰襟のシェアは半々でしたが、ここ5年間でブレザーが急増しました。ジェンダーへの意識が高まる中、ブレザーを選ぶ学校は8割ほどになったということです。
一方、学校ごとにデザインが異なるブレザーはコストがかかります。保護者の負担を減らそうと、生地を重ねて裁断し効率的に加工するなど極力、価格に転嫁しなよう知恵を絞っています。そしてこんなチャレンジも始めました。
(明石スクールユニフォームカンパニー 大倉智子さん)
「こちらが自社でメンテナンスしたリユース制服。とれたボタンを修繕したりネームタグを付け替えている。またスカートはプリーツを一本一本丁寧にアイロンがけして新品と同様の物を提供している。」
使い終わった制服を直営店で買取り、丁寧に修繕した上で通常の7割から5割ほど価格で再び販売します。物価の高騰が続く中、学生服購入の負担を減らそうというもので、2025年の秋から本格的に販売する予定です。
(明石スクールユニフォームカンパニー 大倉智子さん)
「子供たちが毎日着たいと思えるような制服を作り続けることを大切にしこれからも品質と快適さを追求しながらよりよいモノづくりに取り組んでいきたい」
時代が変わっても制服づくりの音が響く児島地区の春。この企業ではこの春、約100万人分を出荷する予定です。