今年上半期の企業の倒産件数が過去10年で最多を記録し、

地域経済を支える企業が抱える“四重苦”を取材しました。

去年、そば・うどん店の倒産件数は21件（前年8件）で

増加しています。

その背景には、物価高騰に加えて人手不足、コロナ禍での借金返済、

さらに日銀が追加の利上げを決定し金利負担も懸念されています。

厳しい経営状況の中でも奮闘するうどん店。

取材する中で「安くて美味しい」イメージがあるうどんならではの壁に直面し

葛藤する姿も見られました。

毎日来てくれる客にはお財布にやさしい価格で提供したいが、

どうしても値上げしなければならない分、

ちくわの天ぷらを無料でサービスしたり、替え玉を100円で提供したり

今までのサービスを継続することで客に返していきたいと話しています。