OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2022.08.22

3年分の思い込め…岡山に戻って来た熱い夏 うらじゃ!おかやま桃太郎まつり【岡山・岡山市】

3年ぶりに熱い夏が帰ってきました。先週末、岡山市中心部で行われたおかやま桃太郎まつり。中でもコロナ禍で中止が続いたうらじゃには、参加者それぞれの思いが込められていました。

2日間に渡り、岡山市中心部で行われたおかやま桃太郎まつり。コロナ禍により2年連続で中止となっていたため、3年ぶりの開催です。

(中島悠希記者)
「岡山市役所筋のパレード、大変な熱気!今年は踊りのレーンを狭くして、観客と一般の歩行者が分かれるように感染防止対策がとられています」

うらじゃには2022年、52の連、約2500人が参加。3年前の前回に比べると、参加者は半分以下に減りましたが、観客も踊り子も、3年ぶりに帰ってきた岡山の夏の風物詩を全力で楽しみました。

(観客は…)
「踊り子を最高の笑顔にするために盛り上げている。最高の夏になった」

演舞が終わると抱き合い、涙する踊り子も…

(踊り子は…)
「きょうで踊り子を卒業する。こんな素敵な舞台で踊れたことを幸せに思う」
「このチームに、仲間に出会えて良かった」

岡山うらじゃ連、「笑輝」です。県内の大学生約70人で構成され、うらじゃが中止になった2年間も、オンラインなどで練習を重ねてきました。

(笑輝 清水花代表)
「たくさん練習して、大変なこともあったと思うけど、しっかり胸に刻んで、楽しんでパレードしよう」

3年生の36人にとっては、今回のうらじゃが正真正銘、最初で最後の晴れ舞台です。

(笑輝 清水花代表)
「たくさんの観客に見てもらって、自分たちが頑張ってきて良かったと思えた。開催されるか不安な中での練習だったが、先輩が見てきた景色はこんなに素晴らしいものだったんだと感動でいっぱい。今年は本当にやっと夢に見た舞台に立てた、そんな祭りでした」

■午後7時半

夜には、踊り手と観客が一緒になって踊る恒例の「総踊り」が行われ、まつりは最高潮を迎えました。

(総踊りの様子)
「最高!」

岡山に帰ってきた夏の風物詩、うらじゃ。3年分の思いが込められた熱い夏が終わりました。