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2022.12.12

“性別を問わず”制服を選べるよう…男女別校則の見直しも…1万人署名提出【香川】

学校で性別を問わず制服を選べるよう求める約1万人分の署名が、香川県教育委員会に提出されました。

署名は、性的少数者への理解を広める活動を行う香川県内のグループが、2022年7月からオンラインで集めたもので、12月12日、教育長あてに約1万1000人分を提出しました。

県内すべての学校で、性別を問わず制服を選べるようにすることや、男女別となっている校則の見直しなどを求めています。

性別の認識にあわない制服を強いられ、つらい思いをしている子供たちがいるとして、実効性のある対応を求めました。

(発起人 福井瑞穂さん)
「生きづらい子供たちが少しでも減るように願って、このキャンペーンを展開した」
(発起人 谷昴頼さん)
「いまある制服も、体操服も、ジェンダーレス制服も、選べるのがゴール」

県内では三豊市の中学校が、2023年度からジェンダーレスの制服を導入しますが、自治体で対応にばらつきがあり、県教委は教員の理解を深める取り組みに努めるとしています。