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2024.09.23

子供の目線で「マインクラフト」使いバーチャル空間に安全な避難所作成…倉敷市でイベント【岡山】

6年前の西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町で人気ゲーム「マインクラフト」を使って子供たちが安全な避難所を作成するイベントが行われました。

「マインクラフト」、通称「マイクラ」は、バーチャル空間にブロックを置いて街づくりなどを楽しめるゲームです。

イベントには倉敷市真備町の小中学生など15人が参加。大雨による水害が発生したことを想定して、真備町の街並みを正確に再現したバーチャル空間に避難所を作成しました。子供たちは、避難所を建てる場所や避難所の高さや材質などを考えながら、水害に強い避難所を完成させました。

(参加した小学生)
「壁の下をレンガにして(建物を)強くしようとしている。」
「中にはチェスト(入れ物)を置いて食料を備蓄していて下には家族が泊まれるベッドを置いた」

(吉備国際大学 社会科学部 竹岡志朗講師)
「自分たちで考えながら町を作ったり、自分たちのいる町をベースに防災を考えることができる。どんな年代の人でも参加できるというメリットがある。」

イベントは2024年11月にも行われ、子供たちが今回作成した避難所が大雨による水害に対応できるかどうかシミュレーションするということです。