5月にスタートしたＯＨＫアプリには「占い」の項目がある。「星座（12種類）×血液型（4種類）」の48通りの組み合わせの中から、運気の良さをランキングで教えてくれるという優れ物だ。

私は昔から血液型と星座による占いはあまり信じない方で、「人間の性格が4種類とか12種類とかに類型化されることはあり得ないのではないか」と議論を吹っかけては嫌われ続けてきたタイプだが（なら『めざまし占い』の結果に一喜一憂すな）、48分の１なら少し信じても良いのでは？と思って時々チェックしている。

この占いでは、「恋愛運」とか「金運」などの項目ごとに占い師さんが運気をアップさせるためのアドバイスを伝えてくれているのだが、このコロナ禍のご時世にあって実行がはばかられるアドバイスが時々見受けられ、その度にスマホの画面に怒声を浴びせている。

たとえば先日のアドバイスは、

今、友人とカラオケには行き辛い・・・。

行けないから、このアドバイスを読むと余計にストレスが貯まる。




肩を落としつつも、その下の「恋愛運」の文字に心躍らせるが、そこに書いてあったのは、



だから、
数人では行けぬ！




コロナ禍の現状を踏まえたアドバイスを切望する。



先ほど、この稿を書くにあたって今日初めて占いを見たら、





「ひとりでも」のフレーズに、私の思いが少し届いた気がする。






というか、この占い師さん、カラオケ店の回し者と見た。