2023.02.20
「この問題はおかしい」反対署名に約4万6000人 “マイナカード限定”で給食費無料【岡山・備前市】
備前市の2月定例市議会が2月20日に開会し、2023年度から公立の小中学校の給食費無料化などの対象をマイナンバーカードの取得者に限定するための条例案が提案されました。
(備前市 吉村武司市長)
「市が政策的に実現する補助金等を市民の皆さんがマイナンバーカードを取得するインセンティブとして位置付けることとする」 吉村市長は、提案理由の説明の中でこのように述べ、これまで無料としていた給食費などについて、23年度からその対象をマイナンバーカードを取得した世帯に限定することでマイナカードの取得率を上げたい考えを改めて示しました。 一方、備前市の市民団体は20日、市の内外から集まった子供たちへの平等な教育などを求める約4万6000人分の署名を市に提出しました。施策は、教育の機会均等に反すると無料化の継続を訴えています。 (署名を提出した市民団体 代表 松下香さん)
「やはりこの問題はみんながおかしいと思う事なんだと思った。この声が市長や議員に届いてほしい」
定例市議会の会期は3月23日までで、市民団体では、議会の閉会日まで署名活動を続けるとしています。
「市が政策的に実現する補助金等を市民の皆さんがマイナンバーカードを取得するインセンティブとして位置付けることとする」 吉村市長は、提案理由の説明の中でこのように述べ、これまで無料としていた給食費などについて、23年度からその対象をマイナンバーカードを取得した世帯に限定することでマイナカードの取得率を上げたい考えを改めて示しました。 一方、備前市の市民団体は20日、市の内外から集まった子供たちへの平等な教育などを求める約4万6000人分の署名を市に提出しました。施策は、教育の機会均等に反すると無料化の継続を訴えています。 (署名を提出した市民団体 代表 松下香さん)
「やはりこの問題はみんながおかしいと思う事なんだと思った。この声が市長や議員に届いてほしい」
定例市議会の会期は3月23日までで、市民団体では、議会の閉会日まで署名活動を続けるとしています。