2024.07.09
体験入校でも容赦なし!OHK・長尾アナが岡山県警察学校の訓練で見た初任科生の自覚【シンソウ】
独自の視点でニュースを深堀りする「シンソウ」のコーナーです。年々志願する人は減少傾向にある警察官。長尾アナウンサーが警察学校に体験入校し、一人前の警察官を目指す初任科生たちの思いに迫りました。
(長尾龍希アナウンサー)
「OHK入社2年目、アナウンサーの長尾龍希です。今日は入校体験ということで警察学校にお邪魔します。今日1日頑張ります!」 岡山市北区の岡山県警察学校。現在は19歳から30歳までの54人の初任科生が在籍していて大卒は6か月、高卒は10か月の間、警察官としての基礎を学びます。 (長尾龍希アナウンサー)
「今からこのジュラルミン製の盾を持って走ります。重さは約6キロ腕にずっしり来る重さです」
まず体験したのは警備実施訓練です。盾を脇に抱えて整列し、走ってグラウンドに入ります。教官の号令に合わせて盾を持ち換えたり構えたりします。
(長尾龍希アナウンサー)
「(盾を頭上まで持ち上げた状態で維持)…きついです」
(教官)
「学生はびくともしてません」 その後は再び盾を持って掛け声を出しながら約15分間走り続けました。 (長尾龍希アナウンサー)
「今警備実施訓練が終わりました。重たい盾を持って走って汗だくです。疲れました」
(初任科生)
「いただきます!」 同期でそろって食べる昼食。同期といえども、年齢にはばらつきが…
2024年の初任科生の平均年齢は22歳、少子化などの影響で年々志願者数は減っていますが、一度、民間企業で働いてから警察官を志望する人が増えているといいます。
八木沼孝巡査は現在30歳。入校式では初任科生を代表して宣誓を務めました。
(岡山県警 八木沼孝巡査)
「日に日に警察官としての知識や訓練の成果が身に付いている気がしていて、同期全員、自覚が湧いてきていると感じる」 もともと建設業で働いていた八木沼巡査。妻と3人の子供を守れる職業に就きたいと警察官を志しました。 (八木沼孝巡査)
「休みの日に家に帰ったら子供たちと話をしている。家族みんなで支えて応援してくれているので頑張る力になる」
(模範 職務質問)
「安全な場所に移動してもらっていいですか」
「どこへ」
「あちらの交番の前に」
午後からは現場対応訓練。盗難した自転車に乗っている人に職務質問の想定で行われました。初任科生の訓練を手本に私も体験します。 (長尾龍希アナウンサー)
「自転車の盗難被害が多いので…少しお話聞かせていただいてもいいですか。ほんのちょっとで終わるので」
(逃げられたり、怒鳴られる一幕も・・・) 毅然とした対応が求められる職務質問ですが、かなり弱腰に・・・
(長尾龍希アナウンサー)
「難しかったですし、すごい剣幕で怒鳴られて怖かったです」
(岡山県警察学校 松永拓朗教官)
「長尾さん、途中で相手の目が見られなくなってましたね」
(長尾龍希アナウンサー)
「弱気になっていました」
日々厳しい訓練を行う初任科生からは警察官としての責任と覚悟を知ることができました。
(岡山県警 能津彩乃巡査(26))
「きつい所はあるが、自分の命と市民の命を守るために必要なことなので、しんどいよりもやりがいの方が多い」 (岡山県警 椙原誠也巡査(21))
「市民が安心できる岡山を実現できる、強く正しい警察官になりたいと」 (岡山県警察学校 川嶋理佳子教官)
「厳しい訓練をやっていくが、その先に得られる成長や同期との絆は何物にも代えがたいと思っている。元気で爽やかに正義感が強く、現場で一生懸命、力を尽くせる警察官になってほしい」 岡山県警の2025年4月採用の募集は7月2日から始まっています。
(長尾龍希アナウンサー)
「OHK入社2年目、アナウンサーの長尾龍希です。今日は入校体験ということで警察学校にお邪魔します。今日1日頑張ります!」 岡山市北区の岡山県警察学校。現在は19歳から30歳までの54人の初任科生が在籍していて大卒は6か月、高卒は10か月の間、警察官としての基礎を学びます。 (長尾龍希アナウンサー)
「今からこのジュラルミン製の盾を持って走ります。重さは約6キロ腕にずっしり来る重さです」
「(盾を頭上まで持ち上げた状態で維持)…きついです」
(教官)
「学生はびくともしてません」 その後は再び盾を持って掛け声を出しながら約15分間走り続けました。 (長尾龍希アナウンサー)
「今警備実施訓練が終わりました。重たい盾を持って走って汗だくです。疲れました」
(初任科生)
「いただきます!」 同期でそろって食べる昼食。同期といえども、年齢にはばらつきが…
2024年の初任科生の平均年齢は22歳、少子化などの影響で年々志願者数は減っていますが、一度、民間企業で働いてから警察官を志望する人が増えているといいます。
八木沼孝巡査は現在30歳。入校式では初任科生を代表して宣誓を務めました。
「日に日に警察官としての知識や訓練の成果が身に付いている気がしていて、同期全員、自覚が湧いてきていると感じる」 もともと建設業で働いていた八木沼巡査。妻と3人の子供を守れる職業に就きたいと警察官を志しました。 (八木沼孝巡査)
「休みの日に家に帰ったら子供たちと話をしている。家族みんなで支えて応援してくれているので頑張る力になる」
(模範 職務質問)
「安全な場所に移動してもらっていいですか」
「どこへ」
「あちらの交番の前に」
午後からは現場対応訓練。盗難した自転車に乗っている人に職務質問の想定で行われました。初任科生の訓練を手本に私も体験します。 (長尾龍希アナウンサー)
「自転車の盗難被害が多いので…少しお話聞かせていただいてもいいですか。ほんのちょっとで終わるので」
(逃げられたり、怒鳴られる一幕も・・・) 毅然とした対応が求められる職務質問ですが、かなり弱腰に・・・
(長尾龍希アナウンサー)
「難しかったですし、すごい剣幕で怒鳴られて怖かったです」
(岡山県警察学校 松永拓朗教官)
「長尾さん、途中で相手の目が見られなくなってましたね」
(長尾龍希アナウンサー)
「弱気になっていました」
日々厳しい訓練を行う初任科生からは警察官としての責任と覚悟を知ることができました。
(岡山県警 能津彩乃巡査(26))
「きつい所はあるが、自分の命と市民の命を守るために必要なことなので、しんどいよりもやりがいの方が多い」 (岡山県警 椙原誠也巡査(21))
「市民が安心できる岡山を実現できる、強く正しい警察官になりたいと」 (岡山県警察学校 川嶋理佳子教官)
「厳しい訓練をやっていくが、その先に得られる成長や同期との絆は何物にも代えがたいと思っている。元気で爽やかに正義感が強く、現場で一生懸命、力を尽くせる警察官になってほしい」 岡山県警の2025年4月採用の募集は7月2日から始まっています。