岡山放送
2026.10.07
作品が「幸せ」と「生きる力」を与えた…国際的に活躍した美術作家・高橋秀さんお別れの会【岡山・岡山市】
倉敷市にアトリエを構え、国際的に活躍した文化功労者の美術作家で、2026年8月に亡くなった高橋秀さんのお別れの会が10月7日、岡山市で開かれました。
生命力あふれる作品が国の内外で高く評価され、26年8月、96歳で亡くなった高橋秀さん。生前の作品が並ぶ会場には、美術館関係者など約250人が参列し高橋さんを偲びました。
(倉敷市 伊東香織市長)
「国内外の多くの人に先生の芸術を通じて幸せと生きる力を与え続けてくれた」
倉敷市 伊東香織市長
高橋秀さんは広島県出身。美術作家として40年余りイタリアで活動した後、2004年から倉敷市を拠点に制作活動に取り組んでいました。
活動と並行して若手芸術家の海外留学を支援する基金を設立するなど、後進の育成にも力を注ぎ、2020年に文化功労者に選ばれました。
お別れの会の様子
(美術史家 谷藤史彦さん)
「(基金は)自分たちの生活を切り詰めてやり遂げた事業だったと聞いた。だからこそ社会を元気にし、私たちに喜びを与えてくれた」
美術史家 谷藤史彦さん
(高橋秀さん<2020年当時>)
「作品が世間に、生活者にどれだけ役立つか。役立つというのは喜ばせ励まし力づけることができるか。そうしたいと願いながらやっている」
高橋秀さん 2020年当時
高橋さんは90歳を超えても制作に打ち込み、亡くなる直前まで新しい作品の制作に向け構想を練っていたといいます。
会の最後には参列者一人一人が玉ぐしを捧げ、高橋さんとの別れを惜しみました。
玉ぐしを捧げる参列者
