2020.12.28
OHKが27年間にわたり継続する手話付きのニュース特集「手話が語る福祉」が
バリアフリー・ユニバーサルデザインの象徴として国から表彰頂きました。
ニュースでも紹介させて頂きましたが、
12月16日に東京の首相公邸で菅首相がご参加のもと、
バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰の表彰式が行われ
OHKが27年にわたり放送を続ける「手話が語る福祉」の制作チームに
内閣府特命担当大臣表彰優良賞が授与されました。
(画面中央奥が首相公邸。右が首相官邸です)
岡山市の推薦を受け内閣府に選考頂く機会を得たのですが、
現在の担当ということで、僭越ながら私が選考面談でのプレゼンをさせて頂いたほか
授賞式にも参加させて頂きました。
重圧の連続でしたが、歴代の先輩方、関わってくださった全ての人のおかげで、
何とか乗り切ることが出来ました。
岡山放送の手話放送は、「手話という言語」にこだわり、
聴覚障害がある当事者とともに作り上げることが特徴です。
画面に手話を出すことは、聴覚障害者とテレビを共有することの象徴ですし
テレビの前の視聴者の存在を大切にし、人権を尊重することの表れだと思い
私自身、取材にあたっています。
私自身が、担当キャスターとして関わるようになったのはここ3年ですが、
3回目の放送後の夜に発生した「西日本豪雨」は
担当者としての「覚悟」と「方向性」を大きく形作りました。
あの日、スタジオでの私の言葉は皆さんに届いていたのか。
数時間後に起きる災害に対し、的確な情報を届けられたのか。
今も常に自分の心を苦しめます。
だからこそ、、、。
「誰一人情報から取り残されない」ということを自分の使命とし、
「情報のバリアフリー化」に取り組むことを心に誓ったのです。
ニュース特集の継続はもちろん、
聴覚障害者向けに防災DVDを制作したり、
手話への理解・普及を進めようと手話歌の制作にも乗り出しました。
また、手話放送普及に向け総務省の研修会にもお声がけ頂き
全国の手話通訳者の方に、
テレビ局側から手話を通じた情報伝達の必要性を伝えさせて頂いたことも
非常に学びの場となりました。
ネット配信やBSフジでの取り上げて頂いたことも、
発信力が更に高まり全国の皆様に情報を届けられるようになりました。
そしてコロナ禍でマスクが聴覚障害者の情報伝達を制限する中、
私たちが考案した「遠隔手話通訳を活用した記者会見」という新たなスタイルは
多くの行政に採用頂けただけでなく、国連にも注目頂けました。
今回の受賞は、放送活動を更に展開させることへの責務だと受け取っています。
身が引き締まる思いです。
そして、どうか、これからも
OHKの「手話放送を発とした様々な取り組み」をご支援頂けたらと思います。
(せっかくの機会にと、絶好のローケーションで記念撮影。授賞式前で緊張はピークに)
ちょうど1年前。
「信じた道を進みなさい」と励まして頂いたあのメッセージのおかげで、
ぶれることなく歩み続けることが出来ました。
感謝です。ありがとうございます。
そして、これからも頑張ります。
自宅で過ごすことが中心の年末年始かと思います、
お時間ございます時に過去の放送をお楽しみ頂ければと思い
リンクを貼らせて頂きます。
クリック頂ければテキストや動画がご覧いただけます。
今年1年ありがとうございました。来年も宜しくお願いします。
・「手話が語る福祉」とは
・豪雨の時聴覚障害者は
・西日本豪雨から1年
・西日本豪雨から2年
・旧優生保護法
・戦争に翻弄された聴覚障害者1
・戦争に翻弄された聴覚障害者2
・手話ダンス 聴覚障害者の可能性
・NET119とは
・遠隔手話通訳1
・遠隔手話通訳2
・遠隔手話通訳3
・遠隔手話通訳4
・電話リレーサービスとは
・手話エクササイズを大学生が考案
・難聴の女性タレントの取り組み
・14年かけ大学卒業 小豆島の視覚障害者
・70年前の消防資料が語る火災の教訓
・バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 授賞式
・受賞を受け岡山市長を表敬訪問
首相公邸での授賞式では坂本大臣に直接取り組みを説明する場もありました。
説明するための資料を職場の仲間と必死に作り、
当日15分以内で展示する練習を何度もしましたが、
個人的にはOHKのマスコットキャラクターOH!君を
首相公邸に連れていけたのも密かな喜びでした。
最後になりますが、受賞にあたりお花や祝電、
お手紙を頂いた全国の皆様、本当にありがとうございました。
直接お会いしたことはありませんが
ネットで特集を楽しみにしているという方から
心温まる激励のお便りを頂けたのは嬉しい限りです。
本当にありがとうございます。
12月16日に東京の首相公邸で菅首相がご参加のもと、
バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰の表彰式が行われ
OHKが27年にわたり放送を続ける「手話が語る福祉」の制作チームに
内閣府特命担当大臣表彰優良賞が授与されました。
(画面中央奥が首相公邸。右が首相官邸です)
岡山市の推薦を受け内閣府に選考頂く機会を得たのですが、
現在の担当ということで、僭越ながら私が選考面談でのプレゼンをさせて頂いたほか
授賞式にも参加させて頂きました。
重圧の連続でしたが、歴代の先輩方、関わってくださった全ての人のおかげで、
何とか乗り切ることが出来ました。
岡山放送の手話放送は、「手話という言語」にこだわり、
聴覚障害がある当事者とともに作り上げることが特徴です。
画面に手話を出すことは、聴覚障害者とテレビを共有することの象徴ですし
テレビの前の視聴者の存在を大切にし、人権を尊重することの表れだと思い
私自身、取材にあたっています。
私自身が、担当キャスターとして関わるようになったのはここ3年ですが、
3回目の放送後の夜に発生した「西日本豪雨」は
担当者としての「覚悟」と「方向性」を大きく形作りました。
あの日、スタジオでの私の言葉は皆さんに届いていたのか。
数時間後に起きる災害に対し、的確な情報を届けられたのか。
今も常に自分の心を苦しめます。
だからこそ、、、。
「誰一人情報から取り残されない」ということを自分の使命とし、
「情報のバリアフリー化」に取り組むことを心に誓ったのです。
ニュース特集の継続はもちろん、
聴覚障害者向けに防災DVDを制作したり、
手話への理解・普及を進めようと手話歌の制作にも乗り出しました。
また、手話放送普及に向け総務省の研修会にもお声がけ頂き
全国の手話通訳者の方に、
テレビ局側から手話を通じた情報伝達の必要性を伝えさせて頂いたことも
非常に学びの場となりました。
ネット配信やBSフジでの取り上げて頂いたことも、
発信力が更に高まり全国の皆様に情報を届けられるようになりました。
そしてコロナ禍でマスクが聴覚障害者の情報伝達を制限する中、
私たちが考案した「遠隔手話通訳を活用した記者会見」という新たなスタイルは
多くの行政に採用頂けただけでなく、国連にも注目頂けました。
今回の受賞は、放送活動を更に展開させることへの責務だと受け取っています。
身が引き締まる思いです。
そして、どうか、これからも
OHKの「手話放送を発とした様々な取り組み」をご支援頂けたらと思います。
(せっかくの機会にと、絶好のローケーションで記念撮影。授賞式前で緊張はピークに)
ちょうど1年前。
「信じた道を進みなさい」と励まして頂いたあのメッセージのおかげで、
ぶれることなく歩み続けることが出来ました。
感謝です。ありがとうございます。
そして、これからも頑張ります。
自宅で過ごすことが中心の年末年始かと思います、
お時間ございます時に過去の放送をお楽しみ頂ければと思い
リンクを貼らせて頂きます。
クリック頂ければテキストや動画がご覧いただけます。
今年1年ありがとうございました。来年も宜しくお願いします。
・「手話が語る福祉」とは
・豪雨の時聴覚障害者は
・西日本豪雨から1年
・西日本豪雨から2年
・旧優生保護法
・戦争に翻弄された聴覚障害者1
・戦争に翻弄された聴覚障害者2
・手話ダンス 聴覚障害者の可能性
・NET119とは
・遠隔手話通訳1
・遠隔手話通訳2
・遠隔手話通訳3
・遠隔手話通訳4
・電話リレーサービスとは
・手話エクササイズを大学生が考案
・難聴の女性タレントの取り組み
・14年かけ大学卒業 小豆島の視覚障害者
・70年前の消防資料が語る火災の教訓
・バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 授賞式
・受賞を受け岡山市長を表敬訪問
首相公邸での授賞式では坂本大臣に直接取り組みを説明する場もありました。
説明するための資料を職場の仲間と必死に作り、
当日15分以内で展示する練習を何度もしましたが、
個人的にはOHKのマスコットキャラクターOH!君を
首相公邸に連れていけたのも密かな喜びでした。
最後になりますが、受賞にあたりお花や祝電、
お手紙を頂いた全国の皆様、本当にありがとうございました。
直接お会いしたことはありませんが
ネットで特集を楽しみにしているという方から
心温まる激励のお便りを頂けたのは嬉しい限りです。
本当にありがとうございます。